「新宿御苑洋らん展」の開催について（お知らせ）

　新宿御苑では昭和58年より「新宿御苑洋らん展」を実施しています。温室建て替えに伴い6年間中断していましたが、本年度以下のとおり開催いたしますので、お知らせいたします。

１． 新宿御苑の温室の歴史

　新宿御苑の温室の歴史は明治８年(1875)の無加温の温室に始まり、明治26年の加温温室完成後、皇室行事などで用いられる洋ランや花卉が盛んに栽培され、ランの交配も行われました。
　戦後国民公園となり温室も公開され、洋ランの他、熱帯・亜熱帯の植物を栽培展示しています。また、日本の絶滅危惧植物や、ワシントン条約で国際的な取引が規制されている洋ランなど、貴重な植物の保護育成にも取り組んでいます。

２． 「新宿御苑洋らん展」の内容

　アマチュアの方から募集した洋ラン約２００鉢の他、新宿御苑で栽培されている洋ランを展示します。また、会場には洋ラン栽培に関する相談コーナーを設け、一般の方のご相談をお受けします。

○日時：

11 月26 日（火）～1２月１日（日）
9:30～15: 30 （閉館は16:00）ただし12 月１日のランの展示は15:00 まで

○会場：

新宿御苑内 大温室

○料金：

新宿御苑への入園料が必要です。（一般200 円、小・中学生50 円）

３． 実施主体

主催：

環境省新宿御苑管理事務所

協力：

（一財）国民公園協会新宿御苑、日本洋蘭農業協同組合

４． 本件に関するお問い合わせ

環境省新宿御苑管理事務所 担当：松井・関
〒160－0014 東京都新宿区内藤町11
TEL：03-3350-0152 FAX：03-3350-1372
https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/index.html