報道発表資料

この記事を印刷
2000年02月09日

悪臭防止対策の強化のため講ずべき方策の在り方に関する中央環境審議会への諮問について

環境庁は、悪臭防止対策を一層推進するため、平成12年2月10日、中央環境 審議会(会長:近藤次郎(財)国際科学技術財団理事長)に対し、悪臭防止対策の 強化のため講ずべき方策の在り方について諮問する。
  この諮問は、同日開催される同審議会大気部会(部会長:池上詢福井工業大学 工学部教授)に付議される予定である。
1.諮問の趣旨
 
(1) 悪臭に関する苦情は、昭和47年に悪臭防止法が施行されて以後、減少してきて いたが、ここ数年、増加傾向となっている。特に平成9年度及び10年度は急激な増加となっており、その主な原因として野外焼却に係る苦情の大幅な増加と臭気 問題に対する国民の意識の高まり等があげられる。
(2) このような実情を踏まえ、悪臭防止対策を一層推進するため、野外焼却に係る悪臭 から国民の生活環境を保全するための対策強化、事業者が悪臭の発生の防止に努める責務の明確化及び臭気指数規制の実施に係る測定体制の充実強化等の在り方 について、中央環境審議会に諮問するものである(別紙)。

 
2.今後の予定
 

(1) 本諮問については、同日付けで中央環境審議会大気部会に付議され、具体的な審議 が行われる予定である。
(2) 環境庁としては、答申を頂いた後、悪臭防止法の一部改正等、所要の対応をする こととしている。

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局企画課大気生活環境室
室      長:藤田 八暉(6540)
 室 長 補 佐:高橋 達男(6542)
 室 長 補 佐:竹本 明生(6545)
 担      当:高橋 一彰(6545)