諮問第84号 環大企第369号 平成12年2月10日 |
中央環境審議会
会長 近藤次郎 殿
環境庁長官 清水嘉与子 |
悪臭防止対策の強化のため講ずべき方策の在り方について(諮問)
環境基本法第41条第2項第3号の規定に基づき、次のとおり諮問する。
「近年の悪臭苦情の増加等に的確に対処するため、悪臭防止対策の強化のため講ずべき方策のあり方について、貴審議会の意見を求める。」
(諮問理由)
悪臭に関する苦情は、昭和47年に悪臭防止法が施行されて以後減少してきていたが、ここ数年、増加傾向となっている。特に平成9年度及び10年度は急激な増加となっており、その主な原因として野外焼却に係る苦情の大幅な増加と臭気問題に対する国民の意識の高まり等があげられる。
このような実情を踏まえ、悪臭防止対策を一層推進するため、野外焼却に係る悪臭から国民の生活環境を保全するための対策の強化、事業者が悪臭の発生の防止に努める責務の明確化及び臭気指数規制の実施に係る測定体制の充実強化等の在り方について、貴審議会に意見を求める。
中環審第180号 平成12年2月10日 |
中央環境審議会大気部会
部会長 池上 詢 殿
中央環境審議会 会長 近藤次郎 |
悪臭防止対策の強化のため講ずべき方策の在り方について(付議)
平成12年2月10日付け環大企第369号をもって、環境庁長官より当審議会に対してなされた標記諮問については、中央環境審議会議事運営規則第5条の規定に基づき、大気部会に付議する。