報道発表資料
- 環境省では、自動車リサイクルの高度化に向けて、自動車製造業者等、解体業者、破砕業者などの複数の自動車リサイクル関連事業者が連携して行う実証的な取組を支援しています。また、鉄スクラップを原料として、電炉において自動車用の構造用高張力鋼板を試作することに成功しました。
- この度、これらの取組の成果を広く知っていただくため、「自動車リサイクル連携高度化事業等成果報告会」を開催することとしましたので、お知らせします。
1.概要
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- 「自動車リサイクル連携高度化事業」は、自動車リユース部品の促進、自動車に使用されているレアメタル等の有用金属に着目したリサイクルや自動車破砕残さの減量化など、使用済自動車のリサイクルの高度化に向けた実証的な取組であって、自動車製造業者、解体業者、破砕業者、その他の関連事業者等、複数の自動車リサイクル関連事業者が連携して行う取組を支援するものです。
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- 「鉄スクラップ高度利用化調査事業」は、一般的に製造されている構造用高張力鋼板と同等以上の品質(強度-伸びのバランス)を持たせることを目指して、電炉において鋼板を試作製造し、必要な品質を満すかどうか検証するものです。 自動車の構造用高張力鋼板は、軽薄性、成形性、車体衝突時の耐久性など高い性能を求められる部材であり、かつ、鉄スクラップに少なからず含有する銅の成分値の割合を一定以下に抑えなければならないという技術上の課題があることから、現在、国内では鉄スクラップを主な原料としている電炉では製造されていませんでした。しかし、平成24年度に実施した事業によって、高炉で製造した場合と同等の強度-伸びのバランスを持った鋼板の試作に成功しました。
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- 今般の成果報告会は、これらの事業で得られた成果を広く知っていただくことを目的とするものです。
2.日時
平成25年7月9日(火) 13:30~16:00
3.場所
全日通霞ヶ関ビルディング8階大会議室B
東京都千代田区霞が関3-3-3(地図参照)
4.会議次第(発表時点の予定のため、変更することがあります。)
(1)自動車リサイクルの高度化に向けた取組について
(環境省)
(2)事業者成果報告
[1] | 自動車リユース部品の利用促進のための「共創型グリーンポイントセンター」の構築に関する実証事業 |
(一般社団法人日本自動車リサイクル部品協議会) | |
[2] | 使用済自動車に含まれる貴金属・レアアース磁石の効率的な回収・リサイクルに関する実証事業 |
(一般社団法人日本ELVリサイクル機構) | |
[3] | 使用済自動車由来の小型モーターくずからの銅資源回収事業 |
(豊田通商株式会社) | |
[4] | 鉄スクラップの高度利用化調査事業 |
(東京製鐵株式会社) |
5.参加申込の手続等
- (1)
- 参加(無料)を御希望の方は、電子メール又はファクシミリで、件名に「自動車リサイクル連携高度化事業等成果報告会傍聴希望」と記載し、住所、氏名、勤務先、電話番号及び電子メールアドレス(電子メールによるお申込みの場合)又はファクシミリ番号(ファクシミリによるお申込みの場合)を明記の上、平成25年7月5日(金)17時必着で以下の申込先へお申し込みください。
- (2)
- 希望者が多数の場合は、抽選により決定させていただきます。傍聴をお断りする場合は、会議開催の前日までに電子メール又はファクシミリで御連絡いたします。
- (3)
- カメラ撮りを御希望の報道関係者の方は、電子メール又はファクシミリで、住所、氏名、勤務先、電話番号及びファクシミリ番号を明記の上、平成25年7月5日(金)17時必着で以下の申込先へお申し込みください。
申込先・申込に関する問合せ先
(株)フォーラムワン(担当:池尾)
電子メールアドレス:recycle@forumone.co.jp
ファクシミリ:03-6454-2482
電話番号:03-6454-2478
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直通 :03-5501-3153
代表 :03-3581-3351
室長 :庄子 真憲(内線6831)
室長補佐:平塚 二朗(内線6855)
担当 :佐藤 直己(内線6833)