報道発表資料

この記事を印刷
2013年06月07日
  • 自然環境

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)の野鳥での検出を受けての 環境省での野鳥の追加調査の結果について(お知らせ)

 平成25年4月16日、江蘇(こうそ)南京(なんきん)市で捕獲された野生のハトから、鳥インフルエンザA(H7N9)のウイルスが検出されたことを受け、4月下旬から5月下旬にかけて、シギ・チドリ類が飛来する干潟、サギ類の集団繁殖地等において野鳥の追加調査を実施しました。その結果、7箇所から計338検体が採取されましたが、鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでしたのでお知らせします。

 本年4月下旬から5月下旬にかけて、本州以南のシギ・チドリ類が飛来する干潟及びサギ類の集団繁殖地において、生体捕獲によりスワブ(口腔(こうこう総排泄(そうはいせつ)(こう)ぬぐい液)を採取し、サギ類は糞便を採取。検体採取後、国立環境研究所において遺伝子検査を行った結果、すべての検体でA(H7N9)のウイルスを含め、鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。

<検査結果>

  サンプル数 鳥インフルエンザウイルス
捕獲野鳥(※)から採取したスワブ 229 検出なし
糞便(サギ類) 109 検出なし
合計 338 検出なし

※捕獲数内訳(詳細別紙)
シギ・チドリ類:13種170羽
ハト類:1種4羽
その他:14種55羽

※ 環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通   :03-5521-8285
代表   :03-3581-3351
企画官  :堀内 洋  (内線6475)
室長補佐:山本 麻衣(内線6470)
専門官  :根上 泰子(内線6473)
担当   :千葉 康人(内線6473)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。