報道発表資料
本年3月に開催されたワシントン条約第16回締約国会議における附属書改正の結果等を受け、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令案を検討しております。
本件について、広く国民の皆様から御意見を募集するため、平成25年4月26日 (金)から平成25年5月25日(土)までの間、パブリックコメントを行います。
1.背景
環境省では、ワシントン条約第16回締約国会議における附属書改正の結果等を受け、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正することとしております。具体的には、野生動植物の国際取引規制の実効性を確保するため、新たに附属書Iに掲載されたトリケクス・セネガレンスィス(和名:アフリカマナティー)他5種を「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」で規定する国際希少野生動植物種として指定するとともに、附属書Iから削除されたルピカプラ・ピュレナイカ・オルナタ(和名:イタリアシャモア)他8種を国際希少野生動植物種から削除します。また、最新の「第4次レッドリスト(平成24年8月公表)」において絶滅種と評価されたブテオ・ブテオ・オスィロイ(ダイトウノスリ)を国内希少野生動植物種から除外する等の改正も検討しています。この案について、広く国民の皆様の御意見を募集するため、パブリックコメントを行います。
2.意見募集の対象
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令に規定する内容(案)(添付資料1参照)
3.意見募集要領
御意見のある方は、添付資料2「意見募集要項」に沿って郵送、FAX又は電子メールにて御提出願います。意見募集要項に沿っていない場合、無効となる場合がありますので御注意願います。
なお、頂いた御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、御了承ください。
4.添付資料
環境省ホームページの報道発表資料(下記URL)からダウンロードしてください。
https://www.env.go.jp/press/index.php
- 添付資料1
- 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令に規定する内容(案)
- 添付資料2
- 意見募集要項
参考
- 国際希少野生動植物種:国際的に協力して種の保存を図ることとされている
- 絶滅のおそれのある野生動植物種(国内希少野生動植物種を除く。)であって、政令で定めるもの。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」附属書Iに掲載された種を原則選定。ただし、我が国が留保している種を除く。譲渡し等は原則禁止。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
直通 :03-5521-8283
代表 :03-3581-3351
課長 :中島 慶二 (6460)
専門官:荒牧 まりさ(6462)
担当 :高辻 陽介 (6463)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成25年3月14日
- ワシントン条約第16回締約国会議の結果概要について(お知らせ)