報道発表資料
環境省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施しているところです。
これまで、放射性ヨウ素、放射性セシウムについて測定し、結果を随時公表してきたところですが、今般、一部地点の底質(平成24年4月~9月、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県等で採取)について、放射性ストロンチウムの追加測定を行いましたので、結果を公表します。
これまでの、放射性物質モニタリングの結果については、以下のHPで掲載しております。
https://www.env.go.jp/jishin/rmp.html#monitoring
1. 測定内容
(1) 測定地点
各県の調査地点のうち底質から放射性セシウムが比較的高濃度に検出された地点等
- 宮城県 5地点(河川4、湖沼・水源地1)
- 福島県 43地点(河川14、湖沼・水源地20、沿岸9)
- 茨城県 5地点(河川2、湖沼・水源地3)
- 栃木県、群馬県 各2地点(河川1、湖沼・水源地1)
- 千葉県 4地点(河川2、湖沼・水源地2)
- 東京都 1地点(沿岸)
合計62地点
(2) 測定項目
底質に含まれる放射性ストロンチウム(Sr-90)
2. 結果概要
東京電力株式会社福島第一原子力発電所近傍を除き、事故以前に全国で観測されていた放射性ストロンチウム(Sr-90)の測定値(土壌試料)の範囲内であった。
今回の追加測定で底質から検出されたSr-90の濃度:1.2 ~ 37 Bq/kg(乾泥)
※ 事故以前に全国で観測されていたSr-90の測定値(土壌試料):0.20 ~ 14 Bq/kg(乾) |
(出典:平成21年度環境放射能水準調査結果総括資料 |
(平成23年8月財団法人日本分析センター)) |
(詳細別紙、地図別添)
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課
直通 :03-5521-8316
代表 :03-3581-3351
課長 :北村 匡 (内線6610)
課長補佐:古田 哲央 (内線6614)
担当 :佐藤 勝彦 (内線6628)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成24年3月30日
- 公共用水域における放射性物質モニタリングの追加測定結果について(お知らせ)