報道発表資料
環境省では、モニタリング調整会議において決定された総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境(公共用水域(河川、湖沼・水源地、沿岸)等)の放射性物質モニタリングを実施しているところです。
これまで、放射性ヨウ素、放射性セシウムについて測定し、結果を随時公表してきたところですが、今般、一部地点の底質(採取日:宮城県10月、福島県9月、茨城県9、10月、栃木県10月、群馬県12月、千葉県11月)について、放射性ストロンチウムの追加測定を行いましたので、結果を公表します。
1.測定内容
- (1)追加測定地点
- 各県の調査地点のうち底質から放射性セシウムが比較的高濃度に検出された地点等
- 宮城県 3地点(河川2、湖沼・水源地1)
- 福島県 10地点(河川7、湖沼・水源地3)
- 茨城県 3地点(河川1、湖沼・水源地2)
- 栃木県、群馬県、千葉県 各2地点(各県、河川1、湖沼・水源地1)
- 合計22地点
- (2)追加測定項目
- 底質に含まれる放射性ストロンチウム(Sr-90)
2.結果概要
いずれの地点についても、東京電力株式会社福島第1原子力発電所の事故発生以前に全国で観測されていた放射性ストロンチウム(Sr-90)の測定値(土壌試料)の範囲内であった。
- ○
- 今回の追加測定で底質から検出されたSr-90の濃度:0.4~6.8Bq/kg(乾泥)
- ※
- 事故以前に全国で観測されていたSr-90の測定値(土壌試料):0.20~14Bq/kg(乾)
(出典:平成21年度環境放射能水準調査結果総括資料
(平成23年8月財団法人日本分析センター))
(詳細別紙)
(地図別添)
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課
直通:03-5521-8316
代表:03-3581-3351
課長:吉田 延雄(内線6610)
課長補佐:古田 哲央(内線6614)
担当:長谷 拓明(内線6628)