報道発表資料

この記事を印刷
2012年08月31日
  • 地球環境

「スマートムーブ」および「朝チャレ!」におけるJリーグとの連携キャンペーンについて(お知らせ)

 環境省では平成22年度から、CO2排出量を削減するライフスタイルとして、「スマートムーブ~「移動」を「エコ」に。~」と「朝チャレ!(朝型生活にチャレンジ)」を推進しています。
 これらの取組の一環として、公益社団法人日本プロサッカーリーグと連携し、Jリーグ試合会場やJリーグ公認ファンサイト「J's GOAL」において、国内のサッカーファンに対する啓発と両取組への賛同者を募集します。(Jリーグの記者発表資料は別添のとおり)

1.Jリーグ試合会場における啓発内容

大型ビジョンのイメージ
※大型ビジョンのイメージ
○概要:
 スタジアム来場をはじめとした生活での「移動」を「エコ」にする呼びかけ、「スマートムーブ」を啓発。試合会場の大型ビジョンを使って、場内アナウンスをするとともに、特設ブースにおいて賛同者の登録を受付けます。
 賛同者には先着300名にJリーグオリジナルグッズをプレゼント。また、Jクラブグッズが当たる抽選会も実施します。

○特設ブース設置会場及びスケジュール
日程スタジアム名対戦カード
9月2日(日) 大分銀行ドーム 大分トリニータ vs ヴァンフォーレ甲府
9月22日(土) 味の素スタジアム FC東京 vs 川崎フロンターレ
10月20日(土) 札幌厚別公園競技場 コンサドーレ札幌 vs 鹿島アントラーズ
10月27日(土) 万博記念競技場 ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島
10月27日(土) 豊田スタジアム 名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス

2.Jリーグ公認ファンサイト「J's GOAL」における啓発内容

○概要:
 J1選手によるメッセージ動画(18クラブ18名を予定)、J2選手によるメッセージボード写真(22クラブ22選手を予定)を掲載し、閲覧者に直接訴求。また、特設サイトから、「スマートムーブ」「朝チャレ!」への賛同登録が可能になります。J's GOALのメルマガやTwitter、Facebook JリーグページなどSNSを活用したプロモーションを展開することで、より広範囲のサッカーファンに向けて、両取組を啓発します。

○「J's GOAL」サイト内の特設ページURL
http://www.jsgoal.jp/special/challenge25/

○「スマートムーブ」サイト内の特設サイトURL
http://www.challenge25.go.jp/jsma/

「スマートムーブ」サイト内の特設サイト

○「朝チャレ!」サイト内の特設サイトURL
http://www.challenge25.go.jp/jasa/

「朝チャレ!」サイト内の特設サイト

(参考1)「smart move(スマートムーブ)」とは

 家庭部門のCO2排出量は1990年比で約35%増加しており、日々の生活での行動の見直しが欠かせません。
 特に、生活関連部門の約3割が"移動"に伴う排出であり、移動を見直すことは高い削減効果につながります。
そこで、チャレンジ25キャンペーン(環境省)では、日々の「移動」に着目し、CO2排出が少なく、快適・便利で、しかも健康にもつながるライフスタイルを「smart move」と名づけ、賛同企業・団体と連携しながら、公共交通機関の利用や自転車活用、自動車の利用方法の工夫など、移動にまつわる様々な行動への参加を呼びかけています。

事業概要

(1)「smart move」賛同企業・団体、個人の賛同者を募集し、賛同企業・団体にはダウンロードツールとして共通のロゴや啓発ツールを提供します。それぞれの活動の中で、「smart move」のメッセージや共通のロゴマークを掲出することで、取組への参加を広く訴求しています。

(2)「smart move」特設サイトを開設し、賛同企業・団体の活動を紹介するほか、様々なコンテンツを提供しています。
URL http://www.challenge25.go.jp/smartmove/

「smart move」が推進する5つの取組
○取組1:公共交通機関を利用しよう(電車、バス等の公共交通機関の利用)
<具体事例>
毎日の通勤や通学、旅行やちょっとした外出も、電車やバスなどの公共交通機関を積極的に利用しましょう。
また、日本各地で拡がりつつある、ハイブリッドバスやLRT等の低炭素な公共交通、太陽光エネルギーなどの自然エネルギーを活用した最新型の車両を利用しましょう。
<CO2削減効果の例>
自動車での移動を電車での移動に変更した場合の1回当たり往復5kmCO2排出削減量:755[g-CO2]
○取組2:自転車、徒歩を見直そう(自転車や徒歩での移動の推奨)
<具体事例>
CO2を全く出さない移動方法である、自転車や徒歩を見直しましょう。
<CO2削減効果の例>
自動車での移動を徒歩や自転車での移動に変更した場合の1回(往復2km)当たりCO2排出削減量:338[g-CO2]
○取組3:地域や企業の移動におけるCO2排出削減の取組に参加しよう
(カーシェアリング、コミュニティサイクル等の利用促進)
<具体事例>
カーシェアリング、コミュニティサイクル、パーク&ライドなど、移動・交通における、地域の新しいCO2削減の取組に参加しましょう。
<CO2削減効果の例>
自家用車をカーシェアにした場合の1人当たり年間CO2排出削減量:約1.9[t-CO2]

出典:エコモビリティ財団「カーシェアリングによる環境負荷低減効果及び普及方策検討報告書」

○取組4:長距離移動を工夫しよう
(エコ旅行やトレイン&レンタカー等の利用促進)
<具体事例>
エコな出張、トレイン&レンタカー、カーボンオフセットが可能な旅行商品を選ぶなど、帰省や家族旅行、出張など長距離の移動を工夫しましょう。
<CO2削減効果の例>
帰省や家族旅行で、車での移動を電車での移動に変更した場合の1回(700km)当たりCO2排出削減量:105.7[kg-CO2]
○取組5:自動車の利用を工夫しよう
(エコドライブの推奨、エコカーへの乗換え)
<具体事例>
エコドライブ(ふんわりアクセル)実践や大幅にCO2排出削減ができるエコカーへの乗り換え、エコ輸送の選択など、自動車の利用を工夫しましょう。
<CO2削減効果の例>
ふんわりアクセル実践による1人1日あたりCO2削減量:186.1[g-CO2

(参考2)「朝チャレ!」とは

 朝から活動して夜は早めに休むという自然のリズムを心がけることは、一日を有意義にそして健康的に過ごすことができるだけでなく、夜遅くまで使用していた、エアコン、テレビ、照明などの使用時間を減らすことができ、自分にも地球にとってもプラスの習慣です。
 そこで、環境省は「朝チャレ!」と題し、【朝から、気持ちよく始めるエコ。】 【夜には、ゆっくり休んでエコ。】をキャッチフレーズに、朝から始めるエコ活動を推進しています。朝は早く起きて、夜は早く寝るといった一日を送ることで不必要な夜の電力消費を抑えるとともに、健全で充実した新しいライフスタイルの実現を目指していきます。

URL http://www.challenge25.go.jp/asachalle/

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
国民生活対策室 (直通:03-5521-8341)
室長(併任):室石 泰弘
室長補佐 :佐藤 匡廣
担当    :相澤 和春

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。