報道発表資料

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2012年06月13日
  • 水・土壌

平成24年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証対象技術の募集について(お知らせ)

 平成24年度環境技術実証事業のうち、ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)において、特定非営利活動法人地中熱利用促進協会が、平成24年6月13日(水)から6月29日(金)まで、実証対象技術を募集します。

 平成24年度環境技術実証事業のうち、ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)において、今年度の実証機関である特定非営利活動法人地中熱利用促進協会が、平成24年6月13日(水)から6月29日(金)まで、平成24年度の実証試験の対象となる技術を募集します。
 なお、詳細については、以下の問い合わせ先のURL又は、環境省の本報道発表資料のウェブページの添付資料より、「募集要領」等を御覧ください。

<問い合わせ先>

特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 実証機関事務局 担当:宮崎、小間
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29番20号 パシフィックアークビル5F
TEL/ FAX:03-3391-7836
E-mail: geohpaj@geohpaj.org
URL: http://www.geohpaj.org/

平成24年度の実証試験要領は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの各技術分野の実証試験要領のウェブページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/t3_06.html)からダウンロードし、御覧ください。
 また、同ウェブサイトの「環境技術実証事業の実施要領」の「平成24年度環境技術実証事業実施要領」等の各リンクも併せて御参照ください。
https://www.env.go.jp/policy/etv/t3_02.html

参考(背景・経緯)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)
 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証試験を行っています。

地中等(地下水・河川・下水等も含む)と外気との温度差を利用して、外気を熱源とする空冷式ヒートポンプよりも効率的に建築物の冷暖房を行う技術です。地中熱等(地下水・河川・下水等の熱も含む)は、冬は外気よりも暖かく、夏は外気より温度が低いという特性を有することから、空気を熱源とするよりも効率よく冷暖房を行うことができます。そして以下の2点で人工排熱低減に役立つという特徴を有します。
[1]
夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)のように室外機による排熱を空気中に放出せず、地中等に排熱するため、外気への排熱が低減され、外気の温度上昇を抑制します。
[2]
地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、原理的に空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)と比べて消費電力量が少ないので節電となり、その分発電所等における排熱が低減されます。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸  (内線6550)
補佐:大久保 敦  (内線6551)
担当:佐久間 宇洋(内線6554)

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