報道発表資料

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2012年06月12日
  • 地球環境

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第35回総会の結果について(お知らせ)

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第35回総会が、6月6日(水)から9日(土)にかけて、ジュネーブ(スイス連邦)において開催されました。
 今次総会では、平成22年8月に公表されたインターアカデミーカウンシル(IAC)によるIPCCのプロセスや手続に関するレビュー報告書における勧告を踏まえ、IPCCの広報戦略が採択されました。これにより、前回総会までの合意事項と合わせ、IAC勧告の主要な事項のすべてについて、IPCCの改革方策が取りまとめられたことになります。これらの改革方策は、現在執筆が進められている第5次評価報告書の執筆プロセス及び今後のIPCCの運営に反映され、より透明性・信頼性の高い執筆作業と運営が行われることが期待されます。
 また、今次総会では、第5次評価報告書の作成の進捗について各作業部会から報告がありました。各作業部会では報告書のドラフトの作成及び専門家による査読が順調に進められており、2013年9月に予定される第1作業部会報告書の採択以降、順次各作業部会の報告書が採択され、2014年10月には第5次評価報告書の統合報告書が採択される予定です。

1.会合概要

日時・場所:
6月6日(水)~9日(土)、ジュネーブ(スイス連邦)
出席者:
パチャウリIPCC議長、平石インベントリタスクフォース共同議長を含むIPCC関係者、各国政府代表。我が国からは、環境省(福島研究調査企画官ほか)、文部科学省、経済産業省、気象庁等から構成される政府代表団が出席。

2.結果概要  別添概要のとおり。

(参考) IPCC報道発表ホームページ(英文、第35回総会結果は近日掲載見込み)
http://www.ipcc.ch/news_and_events/press_information.shtml

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
直通: 03-5521-8247
代表: 03-3581-3351
研究調査企画官: 福島 健彦(内線6730)
室長補佐     : 佐々木 緑(内線6731)
係長        : 後藤 敦史(内線6735)

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