報道発表資料
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第34回総会及び第1回第1、2作業部会((それぞれ気候変動の自然科学的根拠、影響・適応・脆弱性に関する科学的知見を担当する部会)が、11月14日(月)から19日(土)にかけて、ウガンダ共和国・カンパラにおいて開催されました。
今回の会合では、「気候変動への適応推進に向けた極端現象及び災害のリスク管理に関する特別報告書」(Special Report on Managing the Risks of Extreme Events and Disasters to Advance Climate Change Adaptation:SREX)が承認されるとともに、昨年8月30日に公表されたインターアカデミーカウンシル(IAC)によるIPCCのプロセスや手続きに関するレビュー報告書における勧告に関し、今後のIPCCの対処について議論が行われました。その結果、これまでの総会及び今回の総会の合意によって、IAC勧告の主要な事項については、IPCCの改革方策がまとめられました。議論された内容は、2014年に公表予定の第5次評価報告書の執筆プロセスおよび今後のIPCCの運営に反映され、より透明性、信頼性の高い執筆作業、運営が行われることが期待されます。
1.会合概要
開催日時・場所
11月14日(月)~17日(木):第1回第1、2作業部会総会
11月18日(金)~19日(土):第34回総会
カンパラ(ウガンダ共和国)
出席者
パチャウリIPCC議長、平石インベントリタスクフォース共同議長を含むIPCC関係者、各国政府代表
我が国からは、松澤環境省地球環境局研究調査室長をはじめ、環境省、文部科学省、経済産業省、気象庁、(独)海洋研究開発機構、(独)産業技術総合研究所等から関係者が出席
2.結果概要
別添結果概要のとおり
(参考)
- ○
- SREX公表に関するプレスリリース(IPCCホームページ、英語)
http://www.ipcc.ch/news_and_events/docs/srex/SREX_press_release.pdf - ○
- SREXホームページ(IPCCホームページ、英語)
http://ipcc-wg2.gov/SREX/ - ○
- 2011年11月18日 環境省報道発表
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)「気候変動への適応推進に向けた極端現象及び災害のリスク管理に関する特別報告書」の公表について(お知らせ)」
https://www.env.go.jp/press/14453.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課研究調査室
直通:03-5521-8247
代表:03-3581-3351
室長 :松澤 裕 (内線6730)
室長補佐:佐々木 緑(内線6731)
係長 :河里 太郎(内線6735)