報道発表資料
平成21年度から開始した「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業では、インドネシア共和国との協力事業を開始しております。この度、インドネシア共和国環境省第7局局長を招聘し、3月4日(金)に局長級会合を開催する予定です。
1.概要と目的:
アジア諸国においては、著しい経済成長を遂げる中、大気汚染、水質汚濁や温室効果ガスの排出等の環境問題が深刻化しています。アジア諸国と密接な関係を有する我が国は、アジア諸国がこれらの環境問題に対処し、持続可能な経済発展を実現するため、国際協力のさらなる展開が求められています。
このため、平成20年6月に環境省では、「クリーンアジア・イニシアティブ」を提唱し、我が国の公害克服の経験をもとに、環境対策、測定技術、規制体系、人材育成などをパッケージにして普及・展開し、低炭素型・低公害型社会へ誘導するための施策等を進めることとしています。
また、平成22年6月に閣議決定した「新成長戦略」において、「日本の『安全・安心』等の制度のアジア展開」、「日本の『安全・安心』等の技術のアジアそして世界への普及」が掲げられているところです。
当室では、昨年度から「日本モデル環境対策技術等の国際展開」事業を開始しており、制度や人材とパッケージで我が国の環境汚染対策や環境測定の技術を戦略的・体系的に普及・展開させていくための方策についての検討を実施しております。
対象国の一つであるインドネシア共和国とは今年度から協力事業を開始しており、この度 インドネシア共和国環境省第7局局長を招聘し、環境省において局長級会合を開催いたします。 また、日本の地方自治体、民間企業における環境管理に関する視察を併せて実施いたします。
2.開催日時:
平成23年3月4日(金)10:00~12:00
3.開催場所:
環境省 省議室
東京都千代田区霞ヶ関1-2-2 合同庁舎5号館24階
4.内容:
今回の局長級会合は、以下の内容で開催される予定です。
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- 今後の二国間協力の具体的内容について協議する。
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- 具体的な協力内容を盛り込んだMinutes of Meetingを作成し、両局長がサインを行う。
5.主な出席者:
インドネシア側
- Henry BASTAMAN
- 環境省 環境関連技術・人材能力強化担当局(第7局)局長
- Dasrul
- 環境省 第7局 標準化、環境技術及びクリーナープロダクション担当課 課長
- Rismawarni MARSHAL
- 環境省 国家クリーナープロダクションセンター 所長
- Hidayati
- 北スマトラ州 環境保護局 局長
日本側
- 鷺坂 長美
- 環境省 水・大気環境局 局長
- 岩田 剛和
- 環境省 水・大気環境局 総務課 環境管理技術室 室長
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:岩田 剛和(内線6550)
補佐:高野 厚(内線6551)
担当:重松 賢行(内線6557)