報道発表資料
本年は国連の定めた「国際生物多様性年」です。本国際年については、すべての国連加盟国に対し、多様な主体の代表者を含む国家的な委員会を設置し、国際年を記念する行事等を行うことが奨励されています。このため、環境省では学識経験者や関係機関に呼びかけ、「国際生物多様性年国内委員会(地球生きもの委員会)」を本年1月に設立しました。
今回、国内委員会の活動に関する中間報告及び今後の展開について検討を行うため、8月10日(火)に第2回地球生きもの委員会を開催します。
また、地球生きもの委員会ホームページが開設されましたので、国内委員会の活動等について、随時お知らせしていきます。
本年は、愛知県名古屋市において生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される年でもあり、かつ、この会議の議長国である日本には、国際生物多様性年の成功に向けて大きな役割が期待されています。
このような国際的要請を踏まえ、国内のあらゆる主体が、それぞれの立場で連携をとりつつ、生物多様性の保全とその持続可能な利用の確保に取り組むことを促進するため、国際生物多様性年を契機として、平成22年1月25日に「国際生物多様性年国内委員会」を設立しました。また、本委員会には意思決定機関として「地球生きもの委員会」を設置し、日本国内における国際生物多様性年の活動を実施しています。
今回、国際生物多様性年が後半期に入ったことから、国内委員会の活動について中間報告を行うとともに、国際年終了後も国内委員会を存続するよう今後の組織展開について検討するため、第2回地球生きもの委員会を開催します。
1.第2回地球生きもの委員会
- (1)開催日時:
- 平成22年8月10日(火)15:00 ~ 16:30
- (2)開催場所:
- 東京国際フォーラム G棟会議室5階 G502
(東京都千代田区丸の内3-5-1) - (3)議題(予定):
- 国際生物多様性年国内委員会の中間報告について
国際生物多様性年国内委員会の今後の展開について
その他
2.委員会の傍聴について
本委員会は公開で行われます。傍聴を御希望の方は、下記により電子メールまたはFAXにてお申し込みください。
- (1)
- お申込みの際は、「地球生きもの委員会の傍聴希望」と明記してください。
(電子メールの場合は、件名欄に必ず記載してください。) - (2)
- 住所、氏名、勤務先または所属団体名、連絡先(電話、FAX、電子メール)を記載してください。
- (3)
- 申込受付は、平成22年8月9日(月)12:00(必着)までといたします。
- (4)
- 一般傍聴可能人数は約30名程度を予定しており、希望者がこれを超えた場合は先着順とさせていただくことがあります。
- (5)
- 傍聴が可能な場合は、8月9日(月)までに、電子メールまたはFAXにて傍聴登録完了通知をお送りいたします。当日は、必ずこの通知を持参してください。
- <傍聴登録先>
- 地球生きもの委員会事務局
-
・電子メール:touroku@iybj.jp (※報道関係者の方の登録アドレス:press@iybj.jp)
・FAX: 03-5550-4021 - ※
- 当日は身分を証明できるもの(社員証、免許証など)を持参してください。その証明と申込みの際の記載内容をもとに、係員が確認を行うことがありますので、あらかじめ御了承ください。
- ※
- カメラ撮影を御希望の報道関係者の方は、あらかじめ御連絡ください。なお、カメラ撮影については、会議の冒頭のみとさせていただきます。
3.地球生きもの委員会ホームページの開設について
- <ホームページ掲載内容(公開予定含む)>
- [1]
- 国際生物多様性年国内委員会の目的と構成
- [2]
- 地球生きもの委員会の目的と構成員
- [3]
- 地球生きものプロジェクトの概要・紹介
- [4]
- 地球生きものサポーターの概要・登録団体の紹介・募集公告 等
- ○地球生きもの委員会ホームページ
- http://iybj.jp/
4.参考
- 国際生物多様性年について
-
2006年の生物多様性条約第8回締約国会議の勧告に従い、同年12月の第61回国連総会において、2010年を国際生物多様性年とすることが決定された。また、生物多様性条約事務局を国際生物多様性年の担当機関とした。(国連決議61/203)
国際生物多様性年は、条約の3つの目的([1]生物の多様性の保全、[2]生物多様性の構成要素の持続可能な利用、[3]遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分)及び生物多様性の2010年目標(「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」)を達成するための認識を高めることを目的としており、すべての締約国は、経済界、学術界等多様な分野の代表者を含む国家的な委員会を設置し、国際生物多様性年の式典を挙行することが奨励されている。
5.添付資料
- 別添1:
- 国際生物多様性年国内委員会の設立について
- 別添2:
- 国際生物多様性年国内委員会の体制
- 別添3:
- 地球生きものプロジェクト一覧(平成22年8月2日現在)
添付資料
- 別添1:国際生物多様性年国内委員会の設立について [PDF 114 KB]
- 別添2:国際生物多様性年国内委員会の体制 [PDF 74 KB]
- 別添3:地球生きものプロジェクト一覧 [PDF 224 KB]
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8275
室長:鳥居 敏男(内線:6480)
COP10準備室主査:堀上 勝(内線:6419)
室長補佐:鈴木 渉(内線:6838)
担当:廣澤 一(内線:6838)