報道発表資料
本年は、国連の定めた「国際生物多様性年」です。本国際年については、国連決議により、全ての国連加盟国に対し、経済界、若者、学術界等多様な主体の代表者を含む国家的な委員会を設置し、国際年を記念する行事等を行うことが奨励されています。
このような要請に対応するため、環境省では「国際生物多様性年国内委員会」を設立し、1月25日(月)に「第1回地球生きもの委員会」を開催する予定です。
また、同委員会に引き続き、「地球いきもの応援団」によるMY行動宣言式を開催しますので、併せてお知らせします。
本年は、愛知県名古屋市において生物多様性条約第10回締約国会議(COP10、通称「国連地球生きもの会議」)が開催される年でもあり、かつ、この会議の議長国である日本には、国際生物多様性年の成功に向けて大きな役割が期待されています。
このような国際的要請を踏まえ、国内のあらゆる主体が、それぞれの立場で連携をとりつつ、生物多様性の保全とその持続可能な利用の確保に取り組むことを促進するため、国際生物多様性年を契機として、「国際生物多様性年国内委員会」を設立します。
国際生物多様性年国内委員会には、意思決定機関としての「地球生きもの委員会」を設置し、今回、その第1回目の会合を開催します。
また、同会合に引き続き、「地球いきもの応援団のMY行動宣言式」を開催します。なお、本年の国際生物多様性年を盛り上げていくため、今回、メンバーを6名から26名に増員します。
この「地球生きもの委員会」と「地球いきもの応援団のMY行動宣言式」を皮切りに、日本国内における国際生物多様性年の活動を実施していく予定です。
1.第1回地球生きもの委員会
- (1)開催日時:
- 平成22年1月25日(月)11:30 ~ 12:30
- (2)開催場所:
- 帝国ホテル 本館2F 「蘭の間」
(東京都千代田区内幸町1-1-1) - (3)議題(予定):
- 国際生物多様性年国内委員会について
その他
2.「地球いきもの応援団」MY行動宣言式
- (1)開催日時:
- 平成22年1月25日(月)12:30 ~ 13:00
- (2)開催場所:
- 帝国ホテル 本館2F 「蘭の間」
(東京都千代田区内幸町1-1-1)
3.委員会等の取材について
本委員会及び宣言式は報道機関に公開で行われます。取材希望の方は、下記により電子メールまたはFAXによりお申し込みください。
- (1)
- お申込みの際は、「地球生きもの委員会及び宣言式の取材希望」と明記してください。
(電子メールの場合は、件名欄に記載してください。) - (2)
- 報道機関名、氏名、連絡先を記載してください。
- (3)
- 申込受付は、平成22年1月21日(木)までといたします。
- (4)
- 取材人数は約20名程度を想定しております。
- (5)
- 取材が可能な場合は、1月22日(金)までに、電子メールまたはFAXにて取材登録完了通知をお送りいたします。当日は、必ずこの通知を持参してください。
<取材申込先>
環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性地球戦略企画室
- ・電子メール:
- NBSAP@env.go.jp
- ・FAX:
- 03-3591-3228
- ※
- 当日は身分を証明できるもの(社員証など)を御持参ください。その証明と申込みの際の記載内容をもとに、係員が確認を行うことがありますので、あらかじめ御了承ください。
- ※
- 委員会のカメラ撮影は冒頭のみとさせていただきます。MY行動宣言式については、すべてカメラ撮影が可能です。
4.参考
- (1)
- 国際生物多様性年について
- <経緯>
- 2006年の生物多様性条約第8回締約国会議の勧告に従い、同年12月の第61回国連総会において、2010年を国際生物多様性年とすることが決定されました。また、生物多様性条約事務局を国際生物多様性年の担当機関としました。(国連決議61/203)
- <目的>
- 条約の3つの目的([1]生物の多様性の保全、[2]生物多様性の構成要素の持続可能な利用、[3]遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分)及び生物多様性の2010年目標※を達成するための認識を高めること。
- ※
-
「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という目標
全ての締約国は、経済界、学術界等多様な分野の代表者を含む国家的な委員会を設置し、国際生物多様性年の式典を挙行することが奨励されている。 - (2)
- 「地球いきもの応援団」について
-
著名人による広報組織「地球いきもの応援団」は、平成20年11月21日に発足。幅広い国民を対象に、生物多様性に関する理解と具体的な行動を促すため、様々な場面で広報活動を担うことを目的としている。
各メンバーは、生物多様性に関するイベント等に参加するとともに、御自身の著作や講演、メディアへの登場等を機会に、生物多様性に関するメッセージを発信する。
-
<「地球いきもの応援団」メンバー:(敬称略、五十音順) >
- [1]
- 平成20年11月21日発足時メンバー(4名)
- 大桃 美代子
- (タレント/キャスター)
- さかなクン
- (東京海洋大学客員准教授/お魚らいふ・コーディネーター)
- 滝川クリステル
- (フリーキャスター)
- 養老 孟司
- (生物学者/東京大学名誉教授)
- [2]
- 平成21年11月9日追加メンバー(2名)
- 草野 満代
- (フリーアナウンサー)
- 松本 志のぶ
- (フリーアナウンサー)
- [3]
- 今回追加メンバー(20名)
- あん まくどなるど
- (エッセイスト)
- 今森 光彦
- (写真家)
- イルカ
- (シンガーソングライター)
- 江戸家 猫八
- (演芸家)
- 榊原 郁恵
- (タレント)
- C・W・ニコル
- (作家/探検家)
- ジョン・ギャスライト
- (農学博士/タレント/コラムニスト/エコロジー/空間プロデューサー)
- 真珠 まりこ
- (イラストレーター)
- 田中 律子
- (タレント)
- 土屋 アンナ
- (女優/モデル/シンガー)
- 中嶋 朋子
- (女優)
- 根本 美緒
- (フリーアナウンサー/気象予報士)
- 福岡 伸一
- (生物学者)
- 宮崎 駿
- (「淵の森の会」会長)
- 茂木 健一郎
- (東京工業大学大学院連携教授)
- 森田 正光
- (気象予報士)
- 八千草 薫
- (女優)
- 吉本 多香美
- (女優)
- ルー 大柴
- (タレント)
- 若村 麻由美
- (女優)
(※当日出席予定メンバーについては、下線を付してあります。)
5.添付資料
- 別添1:
- 国際生物多様性年国内委員会の設立等について(事務局案)
- 別添2:
- 国際生物多様性年国内委員会の構成図(事務局案)
- 別添3:
- 国際生物多様性年国内委員会「地球いきもの委員会」の構成
添付資料
- 別添1:国際生物多様性年国内委員会の設立等について(事務局案) [PDF 51 KB]
- 別添2:国際生物多様性年国内委員会の構成図(事務局案) [PDF 121 KB]
- 別添3:国際生物多様性年国内委員会「地球いきもの委員会」の構成 [PDF 54 KB]
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8275
室長:鳥居 敏男(内線 6480)
COP10準備室主査:堀上 勝(内線 6419)
室長補佐:鈴木 渉(内線 6838)
担当:廣澤 一(内線 6838)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成21年12月28日
- 国際生物多様性年(International Year of Biodiversity)について(お知らせ)
- 平成21年11月9日
- 連携イベントへの「地球いきもの応援団」の出演について(お知らせ)
- 平成20年11月21日
- 生物多様性に関するコミュニケーションワードの決定及び「地球いきもの応援団」の発足について(お知らせ)