報道発表資料

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2009年11月30日
  • 地球環境

第2回日中韓光化学オキシダント科学研究ワークショップの開催について(お知らせ)

 環境省は、光化学オキシダントに関する情報共有や今後の研究協力の検討を行うため、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する研究者及び政策担当者等を対象とした「第2回日中韓光化学オキシダント科学研究ワークショップ」を開催します。

1.開催趣旨

 我が国では、光化学オキシダントの濃度が暫増傾向にあるとともに、光化学オキシダント注意報発令地域が広域化しているなど、アジア大陸からの越境汚染による影響が懸念されています。このため、平成19年12月に開催された第9回日中韓三カ国環境大臣会合では、光化学オキシダントによる大気汚染のメカニズムの解明や共通理解の形成に資するよう、既存の調査結果の共有など科学的な研究について協力することが合意されており、昨年9月には日本において「第1回日中韓光化学オキシダント科学研究ワークショップ」を開催しております。  今般、光化学オキシダントに関する情報共有や今後の研究協力の検討を行うため、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する研究者及び政策担当者等を対象とした第2回ワークショップを韓国にて開催します。

2.ワークショップの概要

 本ワークショップでは、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する取組や最新の科学的知見について情報を共有するとともに、討議を通して今後の協力の方向性等について議論をする予定です。

○日程:
平成21年12月1日(火)
○場所:
Hyatt Regency Incheon (韓国仁川広域市)
○主催:
韓国国立環境研究院 日本国環境省
○参加予定者:
・日本(環境省、国立環境研究所、海洋開発研究機構等)
・中国(環境保護部、環境観測総站(環境モニタリングセンター)等)
・韓国(環境部、国立環境研究院、ソウル大学等)
・その他
○プログラム
・光化学オキシダントに関する各国の取組について
・光化学オキシダントのモニタリング及びその手法について
・光化学オキシダント汚染の地域的及び広域的状況
・討議(光化学オキシダントによる広域汚染の解明に向けた今後の協力について)
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03-5521-8246
代表:03-3581-3351
課長:瀬川 俊郎(6740)
課長補佐:木野 修宏(6755)
係長:岡野 祥平(6747)