報道発表資料

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2008年08月22日
  • 地球環境

日中韓光化学オキシダント科学研究ワークショップの開催について(お知らせ)

環境省は、光化学オキシダントに関する情報共有や今後の研究協力の検討を行うため、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する研究者及び政策担当者等を対象とした「日中韓光化学オキシダント科学研究ワークショップ」を開催します。

1.開催趣旨

 我が国では、光化学オキシダントの濃度が暫増傾向にあるとともに、光化学オキシダント注意報発令地域が広域化しているなど、アジア大陸からの越境汚染による影響が懸念されています。このため、昨年12月に富山市で開催された第9回日中韓三カ国環境大臣会合では、光化学オキシダントによる大気汚染のメカニズムの解明や共通理解の形成に資するよう、既存の調査結果の共有など科学的な研究について協力することが合意されました。
 この協力の一環として、光化学オキシダントに関する情報共有や今後の研究協力の検討を行うため、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する研究者及び政策担当者等を対象としたワークショップを開催します。

2.ワークショップの概要

 本ワークショップでは、日本、中国及び韓国の光化学オキシダントに関する取組や最新の科学的知見について情報を共有するとともに、討議を通して今後の協力の方向性等について議論をする予定です。

日程:
平成20年9月5日(金)
場所:
三田共用会議所3階(大会議室C・D・E)
主催:
日本国環境省
協力:
酸性雨研究センター
参加予定者(約50名):
  • 日本(環境省、国立環境研究所、海洋研究開発機構、東京大学、地方公共団体等
  • 中国(環境保護部、大気物理研究所、北京大学等)
  • 韓国(環境部、国立環境研究院、ソウル大学等)
  • その他(長距離越境大気汚染条約関係者)
プログラム(詳細については別添を参照)
  • 光化学オキシダントに関する各国の取組について
  • 光化学オキシダントに関する最新の科学的知見について(光化学オキシダント汚染の状況、発生・移送メカニズム、原因物質の排出状況、他)
  • 討議(光化学オキシダントによる広域汚染の解明に向けた今後の協力について)
使用言語:
英語
公開の有無:
非公開

3.取材について

 本ワークショップは非公開とさせていただきますが、冒頭の日本国環境省の挨拶部分(9:30~9:40)のみ取材(カメラ撮影を含む)が可能です。取材を希望される方は、9月1日(月)18:00までに、別紙の様式をご記入いただき、FAXにて登録をして下さい。(三田共用会議所は、事前の登録がないと入館ができませんので、必ず登録されるようお願いします。)

添付資料

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
直通:03-5521-8246
課長:田中 聡志(6740)
課長補佐:袖野 玲子(6755)
係長:小沼 信之(6745)

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