報道発表資料
今般、政府は、気候変動枠組条約に基づき、温室効果ガス等に関する第2回日本国報告書の政府案をとりまとめたことから、本日より11月19日(水)までの間これを公表し、広く国民の意見を聴く。なお、本報告書案は、国家の状況、温室効果ガスの排出と吸収の目録、政策・措置、温室効果ガス排出・吸収の将来見通し等全9章から成っている。
1.背 景1994年3月に発効した気候変動枠組条約は、第12条において、附属書[1]締約国(我が国を含む先進国)に対し、以下の内容を含む温室効果ガス等に関する情報(国別報告書)を事務局を通じて締約国会議に提出することを義務づけている。
・温室効果ガスの排出、吸収に関する目録
・条約を実施するために締約国がとり、またはとろうとしている措置の概要
・その他条約の目的の達成に関する情報
これに基づき、1995年3~4月に開催された同条約第1回締約国会議において、附属書[1]締約国(35ヶ国、1共同体)は、第2回国別報告書を1997年4月15日までに提出するよう要請されていた。これについて、このほど我が国の政府案がまとまったため、今般、一般公開を行い、広く国民の意見を聴くものである。
その後、聴取した意見を参考にして報告書をまとめ(国民からの意見により修正した箇所を明示する)、速やかに条約事務局に送付する予定である。
2.意見聴取の方法
(1)政府案の閲覧・入手方法
{1} | 環境庁、各都道府県庁及び政令指定都市市役所において閲覧できる。 |
{2} | 環境庁のホームページ(アドレス:http://www.eic.or.jp/eanet/)よりファイルをダウンロードして入手できる。 |
(2)意見の提出方法
別添意見提出様式に記入の上、以下の方法により提出する。なお、意見を迅速・確実に処理するために、電子メールによる送付を推奨する。
{1} | 下記意見提出先に郵送する(封筒に意見書在中と記入のこと)。 |
{2} | 下記意見提出先にFAXで送付する。 |
{3} | 電子メール(アドレス:2nciken@eanet.go.jp)により送付する。 |
(3)意見の締切
平成9年11月19日(水)(必着)
記 |
「気候変動枠組条約に基づく第2回日本国報告書」政府案についての問い合わせ先/意見提出先 | ||||||
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*参考1「政府案の概要」、参考2「通報提出状況」については、添付ファイル参照。
添付資料
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長:小林 光(内6740)
調 整 官 :関 荘一郎(内6765)
課長補佐:島田 幸司(内6737)
担 当:岩佐 健史(内6763)