報道発表資料

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2022年05月17日
  • 自然環境

岩手県での高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内24例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について

岩手県一関市における高病原性鳥インフルエンザの発生(家きん国内24例目)を受けて、岩手県において令和4年5月12日(木)から15日(日)までの4日間、宮城県において5月12日(木)から16日(月)までの5日間、環境省において16日(月)に、野鳥監視重点区域内における現地の野鳥の生息状況などの調査を実施しました。この調査において、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

調査期間

岩手県:令和4年5月12日(木)~15日(日)の4日間

宮城県:令和4年5月12日(木)~16日(月)の5日間

環境省:令和4年5月16日(月)

調査結果

岩手県一関市における高病原性鳥インフルエンザの発生(家きん国内24例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等において、岩手県が17か所、宮城県が9か所、環境省が9か所で生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

(参考)野鳥緊急調査で観察された鳥類

岩手県調査

検査優先種 種数 種類
検査優先種1

1種

キンクロハジロ

検査優先種2 0種

検査優先種3 5種

アオサギ、カルガモ、カワウ、トビ、オオバン

合計 6種

※検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(参考情報参照)。

宮城県調査

検査優先種 種数 種類
検査優先種1

2種

オシドリ、キンクロハジロ

検査優先種2 0種

検査優先種3 5種

カルガモ、コガモ、アオサギ、カワウ、ミサゴ

合計 7種

環境省調査

検査優先種 種数 種類
検査優先種1

3種

キンクロハジロ、カイツブリ、ノスリ

検査優先種2 0種

検査優先種3 6種

カルガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ミサゴ、トビ

合計 9種

今後の対応

  • 野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

 環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8285
室長
東岡 礼治 (内線 6470)
室長補佐
村上 靖典 (内線 6675)
係長
福田 真 (内線 6670)
担当
宮澤 結有 (内線 6477)