報道発表資料
- 自然環境
北海道での高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内23例目及び野鳥国内93,95,96,97,98例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について
上記6事例でそれぞれ実施した調査において、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした
■ 北海道釧路市(家きん国内23例目)
調査期間
令和4年4月26日(火)~4月28日(木)の3日間
(参考)渡り鳥の飛来地等4か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
0種 |
オオハクチョウ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、ノスリ |
検査優先種2 | 1種 |
マガモ |
検査優先種3 | 2種 |
コガモ、タンチョウ |
合計 | 3種 |
※検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(参考情報参照)。
■ 北海道浜頓別町(野鳥国内93例目)
調査期間
令和4年4月27日(水)~4月28日(木)の2日間
(参考)渡り鳥の飛来地等10か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
2種 |
ヒドリガモ、キンクロハジロ |
検査優先種2 | 2種 |
マガモ、オナガガモ |
検査優先種3 | 4種 |
シノリガモ、ミコアイサ、アオサギ、トビ |
合計 | 8種 |
■ 北海道釧路市(野鳥国内95例目)
調査機関
令和4年4月28日(木)~4月30日(土)の3日間
(参考)渡り鳥の飛来地等5か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
0種 |
|
検査優先種2 | 2種 |
マガモ、オナガガモ |
検査優先種3 | 4種 |
アオサギ、タンチョウ、オオセグロカモメ、トビ |
合計 | 6種 |
■ 北海道礼文町(野鳥国内96例目)
調査期間
令和4年5月7日(土)~5月8日(日)の2日間
(参考)渡り鳥の飛来地等10か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
1種 |
カンムリカイツブリ |
検査優先種2 | 2種 |
オナガガモ、スズガモ |
検査優先種3 | 4種 |
シノリガモ、ハシビロガモ、ウミアイサ、アオサギ |
合計 | 7種 |
■ 北海道様似町(野鳥国内97例目)
調査期間
令和4年5月1日(日)~5月3日(火)の3日間
(参考)渡り鳥の飛来地等8か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
2種 |
オオハクチョウ、ヒドリガモ |
検査優先種2 | 3種 |
マガモ、オナガガモ、スズガモ |
検査優先種3 | 6種 |
カルガモ、コガモ、クロガモ、シノリガモ、オオセグロカモメ、シロカモメ |
合計 | 11種 |
■ 北海道紋別市(野鳥国内98例目)
調査期間
令和4年5月2日(月)~5月4日(水)の3日間
(参考)渡り鳥の飛来地等9か所で実施した野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種 | 種数 | 種類 |
検査優先種1 |
2種 |
キンクロハジロ、ヒドリガモ |
検査優先種2 | 2種 |
オナガガモ、マガモ |
検査優先種3 | 9種 |
コガモ、シノリガモ、カワアイサ、ウミアイサ、カワウ、アオサギ、 オオセグロカモメ、セグロカモメ、アジサシ |
合計 | 13種 |
■ 上記6事例でそれぞれ実施した調査の結果について
北海道における高病原性鳥インフルエンザの発生(家きん国内23例目及び野鳥国内93,95,96,97,98例目)を受けて、それぞれ指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等において、北海道が生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
3.今後の対応
- 野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html)
連絡先
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8285
- 室長
- 東岡 礼治 (内線 6470)
- 室長補佐
- 村上 靖典 (内線 6675)
- 専門官
- 庄司 亜香音 (内線 6473)
- 係長
- 福田 真 (内線 6670)