北海道での高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内50例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

１．調査期間

北海道：令和４年３月９日（水）～11日（金）の３日間

環境省：令和４年３月16日（水）～17日（木）の２日間

２．調査結果

　北海道礼文郡礼文町における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内50例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内で、北海道及び環境省野鳥緊急調査チームがそれぞれ渡り鳥の飛来地10か所において、生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

※野鳥国内50例目で高病原性鳥インフルエンザが確認された場所と同一の地点で、同一種の死亡野鳥（ハシブトガラス）が環境省の調査で１羽回収されています。回収個体については、同一場所におけるウイルス保有状況調査実施基準に照らし、死亡個体の合計羽数に応じて対応します。

（参考）野鳥緊急調査で観察された鳥類

北海道調査

環境省野鳥緊急調査チーム調査

※検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（参考情報参照）。

３．今後の対応

• 野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

　環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）

「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」

（https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html）