報道発表資料
4月28日24時をもって、国内で指定していた野鳥監視重点区域がすべて解除となったことから、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、現在実施している野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを本日付で「対応レベル1」に引き下げましたのでお知らせします。
1.経緯
令和2年10月30日(金) |
・韓国忠清南道天安(チョナン)市において野鳥の糞便から高病原性鳥インフルエンザが確認されたことから、「対応レベル2」に引き上げ |
11月5日(木) |
・香川県三豊市の養鶏場(家きん国内1例目)において高病原性鳥インフルエンザが確認されたことから、「対応レベル3」に引き上げ |
令和3年4月19日(月) |
・国内の野鳥監視重点区域が単一箇所になったため、「対応レベル2」に引き下げ |
4月30日(金) |
・国内の野鳥監視重点区域がすべて解除されたことを受け、「対応レベル1」に引き下げ |
※ 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、対応レベルの設定は、以下を基本とすることとしています。
-対応レベル1:発生のない時(通常時)
-対応レベル2:国内単一箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で高病原性鳥インフルエンザの感
染が確認された場合(国内単一箇所発生時)
-対応レベル3:国内単一箇所発生から30日以内に国内の他の箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼
養鳥で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)
ただし、近隣国発生情報等により、国内での発生状況に関わらず、対応レベルを上げることもあり得る。
2.対応
野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベル引き下げに伴い、野鳥の監視強化から情報収集、監視に対応を変更します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 担当近藤 千尋(内線 6676)
- 担当宮澤 結有(内線 6477)