報道発表資料

この記事を印刷
2021年03月08日
  • 自然環境

宮城県の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例(野鳥国内49例目)の野鳥監視重点区域の解除について

宮城県仙台市の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内49例目)を受け、2月10日(水)に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、3月7日(日)24時に当該区域を解除しました。

1.経緯

2月5日(金)

・宮城県仙台市でオオハクチョウ1羽の死亡個体を回収

2月10日(水)

・国立環境研究所で遺伝子検査を実施した結果、死亡個体からA型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応

・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の 監視を強化

2月17日(水

・北海道大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出

2月18日(木

~19日(金)

・宮城県が野鳥緊急調査を実施

3月7日(日)

24時

・野鳥において異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除

※ 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、以下を1日目として30日目の24時に解除することとしています。

野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする

家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする

-環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする

2.対応

野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。

【参考情報】

環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

添付資料

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8285
  • 室長川越 久史(内線 6470)
  • 企画官立田 理一郎(内線 6465)
  • 係長中山 裕貴(内線 6474)
  • 担当宮澤 結有(内線 6477)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。