報道発表資料
長野県岡谷市における環境試料(水)からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内51例目)を受けて、長野県が令和3年2月20日から22日の3日間、野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
1.調査期間
令和3年2月20日(土)~22日(月)
2.調査結果
長野県岡谷市で採取した環境試料(水)からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内51例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等10か所において、長野県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
※2月20日及び22日に計3羽の死亡野鳥が回収されましたが、簡易検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。
(参考)野鳥緊急調査で確認された鳥類(長野県岡谷市及び周辺市町)
検査優先種※ |
種数 |
種類 |
検査優先種1 |
4種 |
コハクチョウ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、 カンムリカイツブリ |
検査優先種2 |
4種 |
マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、オオバン |
検査優先種3 |
6種 |
カルガモ、コガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミコアイサ、 カワウ |
合計 |
14種 |
- 検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。
3.今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長福田 真(内線 6670)
- 担当近藤 千尋(内線 6676)