報道発表資料
岐阜県美濃加茂市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認事例(家きん国内34例目)を受け、1月2日(土)に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、2月4日(木)24時に当該区域を解除しました。
1.経緯
1月1日(金) |
・岐阜県が飼養鶏の元気消失が見られる旨の通報を受けて、当該農場に対し移動の自粛を要請するとともに農場への立入検査を実施 ・当該鶏についてインフルエンザ簡易検査を実施し陽性 |
1月2日(土) |
・当該鶏について遺伝子検査を実施した結果、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認 ・発生農場の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化 |
1月4日(月) |
・岐阜県が野鳥緊急調査を実施 ・愛知県が野鳥緊急調査を実施(当該野鳥監視重点区域の一部に愛知県が含まれる) |
1月5日(火) |
・防疫措置完了 |
2月4日(木) 24時 |
・野鳥において異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除※ |
※ 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、以下を1日目として30日目の24時に解除することとしています。
-野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
-家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
-環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
2.対応
野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長中山 裕貴(内線 6474)
- 担当宮澤 結有(内線 6477)