報道発表資料
1.経緯
1月23日(土) |
・千葉県が、当該農場について、家きん国内37例目を受けて発生状況確認検査を実施していたところ、ウイルス分離検査で陽性となったため、インフルエンザ簡易検査を実施し陽性 |
1月24日(日) |
・当該アヒルについて遺伝子検査を実施した結果、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認 |
2.対応
(1)1月24日に発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化します。
(2)今回指定した野鳥監視重点区域は、山武郡横芝光町での家きん国内37 例目の発生を受けて指定した野鳥監視重点区域と大部分が重複しており、同区域では、千葉県が野鳥でのウイルスの感染範囲の状況把握、感染源の推定や更なる感染拡大を防止するための基礎情報を得ることを目的とした野鳥緊急調査を1 月21 日に実施するとともに、その後も野鳥の監視を継続していますが、野鳥の大量死等の異常は確認されていません。このため、引き続き、野鳥の監視強化により対応します。
(3)「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」(<https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html>に掲載)に準じて、野鳥の監視強化を始めとした対応を行います。
(4)野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、令和2年11月5日付けで最高レベルとなる「対応レベル3」に引き上げており、全国での野鳥の監視強化を継続します。
3.留意事項
(1)鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
(2)周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、「野鳥との接し方について」に十分留意されるようお願いします。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/2017yachotonosessikata.pdf
【取材について】
現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
【参考情報】
環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長小西 美代(内線 6477)
- 係長中山 裕貴(内線 6474)