報道発表資料
高知県宿毛(すくも)市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(家きん国内27例目)を受けて、愛媛県が12月24日に野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
1.調査期間
令和2年12月24日(木)
2.調査結果
高知県宿毛市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(家きん国内27例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域※にある渡り鳥の飛来地等4か所において、野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
※愛媛県南宇和郡愛南町の一部が「野鳥監視重点区域」に含まれている。
(参考)野鳥緊急調査で確認された鳥類(愛媛県南宇和郡愛南町)
検査優先種※ |
種数 |
種類 |
検査優先種1 |
3種 |
ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ |
検査優先種2 |
4種 |
マガモ、ホシハジロ、オオバン、ノスリ |
検査優先種3 |
6種 |
カルガモ、コガモ、ヨシガモ、カワウ、アオサギ、トビ |
合計 |
13種 |
- 検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。
3.今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長福田 真(内線 6670)
- 担当近藤 千尋(内線 6676)