鳥取県における高病原性鳥インフルエンザウイルス検出（野鳥国内15例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

鳥取県鳥取市における野鳥糞便からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内15例目）を受けて、令和２年12月14日及び15日の２日間、鳥取県が野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

１．調査期間

令和２年12月14日（月）～15日（火）（計２日間）

鳥取県鳥取市における野鳥糞便からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（野鳥国内15例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥が多く飛来する池、河川等４か所において、野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

（参考）野鳥緊急調査で確認された鳥類
検査優先種	種数	種類
検査優先種１	８種	ヒシクイ、マガン、コハクチョウ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オオタカ
検査優先種２	８種	マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ、オオバン、オオワシ、ノスリ
検査優先種３	15種	カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、アメリカヒドリ、カワウ、アオサギ、カモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ
合計	31種

引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）