鳥取県で採取された水における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性について（野鳥国内16例目）

鳥取県が独自に実施した調査により、12月９日（水）に鳥取県鳥取市で採取した環境試料（水）から、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5亜型）が検出された旨の報告がありました。なお、採取地点は、12月12日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された野鳥糞便の採取地点と同一となります。

１．経緯

12月９日（水）	・鳥取県鳥取市で環境試料（水）を採取　※
12月15日（火）	・鳥取大学が検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5亜型）が検出

（１）採取地点の周辺10km圏内は、12月12日（土）に野鳥監視重点区域として指定済みの区域となるため、引き続き、野鳥の監視を強化します。

（２）「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」（<https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html>に掲載）に準じて、野鳥の監視強化を始めとした対応を行います。

（３）野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、11月５日付けで最高レベルとなる「対応レベル３」に引き上げており、全国での野鳥の監視強化を継続します。

（１）鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。

（２）周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、「野鳥との接し方について」に十分留意されるようお願いします。

【取材について】

現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。

【参考情報】

環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。