報道発表資料
香川県東かがわ市の採卵鶏農場での高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認事例を受け、令和2年11月8日(日)に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、12月12日(土)24時に当該区域を解除しました。
1.経緯
11月7日(土) |
・香川県が、死亡採卵鶏が増加した旨の通報を受けて、当該農場に対し 移動の自粛を要請するとともに農場への立入検査を実施。 ・同日、当該採卵鶏についてインフルエンザ簡易検査を実施し陽性。 |
11月8日(日) |
・当該採卵鶏について遺伝子検査を実施した結果、H5亜型であり、高病原 性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。 |
11月9日(月) ~11日(水) |
・香川県が野鳥緊急調査を実施 |
12月12日(土) |
・野鳥において異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除※ |
※ 「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、以下を1日目として30日目の24時に解除することとしています
-野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
-家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
-環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
2.対応
野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。
【参考情報】
環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長福田 真(内線 6670)
- 担当近藤 千尋(内線 6676)