報道発表資料

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2020年12月15日
  • 自然環境

野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の結果について(令和2年11月分)

野鳥における高病原性鳥インフルエンザのサーベイランス(調査)において、令和2年11月分の定期糞便採取調査及び検査を行った結果をお知らせします。

1.調査の概要

本調査は、野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだ場合に早期発見すること、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を把握することを目的として、全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期にあたる時期(10月~12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便採取調査を1回以上実施するものです。 

  今回の発表は、11月に実施した結果となります。  

  • 必ず実施することとしている上記1回の調査に加え、1月~4月に任意で実施している調査地点があります。

2.調査内容(令和2年11月分)

35都道府県40市区町で3,297個の糞便を採取(詳細については、別紙参照)。

3.検査結果

上記2.で採取した糞便について、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスが2県2市で確認されました。

なお、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された2事案に関する報道発表は、以下のとおりです。

①鹿児島県の野鳥糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性について(野鳥国内3例目)(令和2年11月17日公表) 

https://www.env.go.jp/press/108684.html

②新潟県の野鳥糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性について(野鳥国内7例目)(令和2年11月30日公表)

  https://www.env.go.jp/press/108743.html

【参考情報】

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
室長  川越 久史 (内線6470)
企画官 立田 理一郎(内線6465)
係長  小西 美代 (内線6477)
担当  近藤 千尋 (内線6676)

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