北海道の野鳥糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例（野鳥国内１例目）の野鳥監視重点区域の解除について

北海道紋別市の野鳥糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例を受け、令和２年10月30日（金）に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、11月23日（月）24時に当該区域を解除しました。

１．経緯

10月24日（土）	・北海道紋別市で野鳥の糞便を採取
10月30日（金）	・北海道大学が検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5N8亜型）を検出・採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化
10月31日（土）～11月2日（月）	・北海道が野鳥緊急調査を実施
11月23日（月）　　　　24時	・異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除※

　　－野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を１日目とする

　　－家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を１日目とする

　　－環境試料（糞便、水等）の場合は、採取日の次の日を１日目とする

野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル３」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。

【参考情報】

環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。