報道発表資料
香川県東かがわ市の採卵鶏農場における高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて、香川県が令和2年11月9日から11日の3日間、現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
<お詫びと訂正:11月17日>
誤りがございましたので、以下のとおり訂正してお詫び申し上げます。
【訂正箇所】
(参考)野鳥緊急調査で観察された鳥類
検査優先種1「シジュウカラガン」→「オシドリ」
1.調査期間
令和2年11月9日(火)~11日(木)(計3日間)
2.調査結果
野鳥監視重点区域内における、渡り鳥が多く飛来するため池18か所において、生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
- 死亡野鳥が11月10日に1羽、11月11日に3羽の計4羽回収されましたが、簡易検査の結果、いずれも陰性でした。
検査優先種 |
種数 |
種類 |
検査優先種1 |
5種 |
オシドリシジュウカラガン、ヒドリガモ、キンクロハジロ、 カイツブリ、ハヤブサ |
検査優先種2 |
4種 |
マガモ、ホシハジロ、オナガガモ、オオバン |
検査優先種3 |
13種 |
カワウ、アオサギ、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、 オカヨシガモ、ヨシガモ、ウミネコ、セグロカモメ、 オオセグロカモメ、トビ、ハイタカ、ミサゴ |
合計 |
22種 |
- 検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。
3.今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8285
- 室長川越 久史(内線 6470)
- 企画官立田 理一郎(内線 6465)
- 係長小西 美代(内線 6477)
- 担当近藤 千尋(内線 6676)