千葉県船橋市内におけるヒアリの確認について

１．経緯

8/16　 台湾の高雄(カオシュン)港から当該コンテナを積載した船舶が出港。

8/22　 横浜港に入港し、コンテナを陸揚げ。

9/2　 横浜港からコンテナを搬出。

9/3 　 船橋市内の物流倉庫に搬入され、荷降ろし中に物流業者がコンテナ内にアリを発見。物流業者が、

　　　　衛生管理業者とともにコンテナ内及び貨物梱包内を確認し、３個体を捕獲・殺虫処理した。

9/4　　 物流業者が倉庫内を点検するも、新たなアリは確認されず、倉庫内に殺虫餌（ベイト剤）を設置。　　　　　　

9/5　　 物流業者が、衛生管理業者よりアリの特定が困難との報告を受け、千葉県生物多様性センターに連絡。

9/6　　 千葉県生物多様性センターが画像を入手し、関東地方環境事務所に連絡。

　　　　関東地方環境事務所が専門家に同定を依頼。

　　　　千葉県及び船橋市職員が発見地点周辺において調査を実施、疑わしいアリは確認されず、粘着トラップ

　　　　を設置。

9/9 　　当該アリについて、専門家がヒアリであることを確認。

２．今回確認されたアリについて

　 船橋市において確認されたアリはヒアリの働きアリ（3個体）です。

３．対応状況

　 引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査を千葉県等と協力して実施します。

　なお、関東地方環境事務所から、関係者に対して、以下を依頼しています。

・ヒアリと疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸走を防ぎ、完全に駆除等が確認さ

　れるまでは移動を避けるよう留意するとともに、その点を関係者にも徹底を依頼すること

・今回ヒアリの確認があったことから、コンテナヤード及びコンテナの保管場所及びその周辺の点検等を適宜実

　施すること

４．疑わしいアリの発見時の対応について

　疑わしいアリを発見された方は、以下に留意するようお願いします。

○今回確認されたヒアリ（千葉県生物多様性センター提供）

○今回ヒアリが発見された場所