報道発表資料
1 第13回締約国会議(COP13)の概要
ラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約。発効:1975年)の第13回締約国会議が、以下のとおり開催される予定です。
-
期日
2018年10月21日(日)~29日(月)
-
場所
アラブ首長国連邦(ドバイ)
フェスティバルアリーナ
-
参加者
締約国及びオブザーバー。我が国からは、政府代表団(外務省及び環境省)のほか、関係自治体、NGO等のオブザーバーが参加予定です。
-
テーマ
"Wetlands for a Sustainable Urban Future" (持続可能な都市の未来のための湿地)
-
主要な議題
財政事項、条約実施の構造及びプロセスに関する事項のほか、潮間帯湿地の保全、気候変動に関する決議案等が提出されており、これらの内容について議論されます。
2 ラムサール条約湿地登録簿に掲載された湿地
条約事務局が置かれているスイスの現地時間の10月18日(木)付けで我が国の2つの湿地がラムサール条約湿地登録簿に掲載されるとともに、1つの条約湿地の登録面積が拡大されました。
この登録により我が国のラムサール条約湿地数は52カ所、総面積は154,696haとなりました。
○新規登録湿地(2カ所)
・志津川湾(宮城県) 5,793 ha
・葛西海浜公園(東京都) 367 ha
○登録区域拡張湿地(1カ所)
・円山川下流域・周辺水田(兵庫県) 1,094 ha(534 ha増)
3 ラムサール条約湿地登録認定証授与式
COP13会期中の10月23日(火)にラムサール条約湿地登録認定証授与式を開催します。条約事務局より関係自治体に対して登録認定証が授与される予定です。
-
日時
2018年10月23日(火) 13:15~14:30(現地時間、日本との時差マイナス5時間)
-
場所
締約国会議場(フェスティバルアリーナ)
-
参加者
ラムサール条約事務局、日本代表団、関係自治体、国内NGO関係者、各国代表団等
※登録認定証授与式に出席する自治体は、以下のとおり。
東京都、宮城県南三陸町、兵庫県豊岡市
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8284
課長 堀上 勝 (内線6460)
課長補佐 佐藤 大樹 (内線7475)
専門官 市川 智子 (内線6468)
係長 篠﨑 さえか(内線6670)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成30年10月2日
- ラムサール条約湿地の新規登録候補地について