報道発表資料
平成30年10月21日(日)~29日(月)にドバイ(アラブ首長国連邦)で開催されるラムサール条約第13回締約国会議にあわせて、我が国から新規に登録する湿地の候補地及び登録区域を拡張する湿地の候補地についてお知らせします。
1 概要
ラムサール条約は、水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全と賢明な利用(ワイズユース)を促進することを目的としています。
環境省では、平成30年10月2日(火)に開催された中央環境審議会自然環境部会第20回野生生物小委員会において、ラムサール条約第13回締約国会議にあわせて、我が国から新規に2つの湿地をラムサール条約に登録するとともに、1つの湿地の登録区域を拡張することについて、報告しました。
今後、10月末までにこれら湿地の登録等がなされる見込みです。また、この登録等により、我が国のラムサール条約湿地は、52カ所(2カ所増)、154,696ha(6,694ha増)となります。
2 候補地について
(1)新規登録候補地(2カ所)
・志津川湾(宮城県) 5,793ha
・葛西海浜公園(東京都)※ 367ha
(2)登録区域拡張候補地(1カ所)
・円山川下流域・周辺水田(兵庫県) 1,094ha(534 ha増)
※葛西海浜公園については、平成30年10月15日(月)に予定している国指定葛西沖三枚洲鳥獣保護区
葛西沖三枚洲特別保護地区(367ha)の指定をもって、登録の要件が満たされることとなります。
3 今後の主なスケジュール(予定)
平成30年10月中旬 「国際的に重要な湿地」の指定に係る官報告示
ラムサール条約事務局にて登録
平成30年10月21日~29日 締約国会議期間中に、会議場(ドバイ)において登録認定証授与式
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8284
課長 堀上 勝 (内線6460)
課長補佐 佐藤 大樹 (内線7475)
専門官 市川 智子 (内線6468)
係長 篠﨑 さえか(内線6670)