報道発表資料

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1998年01月19日

第2回こどもエコクラブアジア会議の結果について

環境庁及び静岡県は、1月17日(土)・18日(日)の両日、アジア10カ国(日本を含む)の子供達及び政府関係者等の参加を得て、第2回こどもエコクラブアジア会議を開催した。
 17日のこどもシンポジウムでは、アジア各国の子供達による環境保全への取組の報告が行われた。17日、18日の両日行われた政府関係者等による会議においては子供の環境保全活動を進めていく上での課題、今後の活動等について検討が行われた。
 また、18日は海外から参加した子供達と国内の子供達の交流会も行われ、交流会の最後に「私たちの決意 in Shizuoka」がまとめられた。
1. 日時・場所
平成10年1月17日(土)~18日(日)
こどもシンポジウム (1月17日)ロゼシアター(富士市)
政府関係者会議 (1月17~18日)富士商工会議所(同上)
子供の交流会 (1月18日)静岡県立朝霧野外活動センター(富士宮市)
2. 参加者
(1) アジア各国(日本を除く)からの参加者
 以下のアジア地域9カ国から、環境保全活動に取り組む子供及び政府関係者等39名が参加した。
中国、韓国、マレイシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリ・ランカ、タイ
(2) 日本からの参加者
{1} こどもエコクラブ3団体(静岡2、愛知1)
{2} 環境庁(山本政務次官他)
{3} 静岡県、富士市
{4} その他
3. 会議の概要
(1) こどもシンポジウム(17日)
 アジア9カ国の参加した子供達及び日本のこどもエコクラブの代表により、それぞれの環境保全活動の経験について報告が行われた。シンポジウムには傍聴者を含め約700人が参加した。

(2 )政府関係者会議
 各国から子供の環境保全活動の現状等について報告がなされたのち、活動を進めていく上での課題、今後の活動等について検討が行われた。その結果、各国が連携を取り合い、情報を交換しつつ、国際的な協力の下で活動を促進していくことが合意されるとともに、大人及び共同体の意識の向上等今後の活動への提案がとりまとめられた。(詳細別紙1)

(3) 子供の交流会
 アジア各国から参加した子供達と日本の子供達(計約60名)が富士宮市内にある静岡県立朝霧野外活動センターにおいて一緒にゲームやスポーツを行い、交流を深めた。また、参加者は小グループに分かれ、今後の環境保全についての決意を話し合い、「私たちの決意 in Shizuoka」をまとめた。(別紙2)

(参考)
 こどもエコクラブアジア会議は、環境庁の提唱により、平成8年度より当庁及び自治体との共催により実施している。第1回会議は、平成8年11月に新潟県において開催した。会議の目的は次のとおり。
 1. 子供達の自発的な環境保全活動である「こどもエコクラブ」の子供達と他のアジア諸国において同様の環境保全活動を行っている子供達の交流を深める。
 2. 子供達の環境保全活動を支援する政府関係者等による各国における子供達の自発的な環境保全活動の普及・促進方策等についての検討を行う。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
調査官  :竹本 和彦(6748)
 課長補佐 :升本 潔 (6721)
 担当   :辻脇 基成(6736)

環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室長   :伊藤 哲夫 (6196)
 室長補佐 :岸  規子 (6262)

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