報道発表資料

平成29年10月24日
地球環境
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二国間クレジット制度(JCM)のクレジットが発行されました

 本日、日本とモンゴルで実施している二国間クレジット制度(JCM)において、2回目のクレジットが発行されました。これは、モンゴル国ダルハン市に10MWの太陽光発電を導入し、発電した電力をグリッドに送電することによって、温室効果ガスの排出削減を実現したプロジェクトであり、今回発行されたクレジット量は8,947トン(7カ月間)となり、本プロジェクトの累積削減量は約20万トンが見込まれています。
 環境省ではこれまでに110件の排出削減・吸収プロジェクトを実施しており、これらの事業からの削減量は年間約65万トンと見込まれます。今後も、優れた低炭素技術による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため、JCMをより一層推進していきます。

 本年、日・モンゴル間のJCMプロジェクトとして登録されているプロジェクト実施者から、JCMの合同委員会に対してクレジットの発行申請が行われました(申請の段階で第三者機関による検証を実施済み)。その後、本日の合同委員会においてJCMクレジットの発行が決定され、両国政府に対して、それぞれが発行すべきJCMクレジットの量が通知されました(合計8,947トン)。

 これを受けて、本日、日本政府はJCMクレジットを発行しました。なお、本プロジェクトは環境省JCM設備補助事業の採択案件で、日本政府として6,263トンのクレジットを獲得しました(プロジェクトの概要は、参考資料をご参照ください)。

クレジットの発行状況

プロジェクト名 プロジェクト概要

クレジット発行
対象期間

クレジット発行量

(tCO2

うち

日本政府への発行量

うち

日本企業への発行量

うち

モンゴル政府への発行量

ダルハン市における10MW太陽光発電事業

 首都ウランバートルの北方約230kmに位置するダルハン市近郊にある110kV変電所の隣接地に、10MW規模の太陽光発電プラントを建設し、発電した電力をグリッドへ送電して、CO2排出量を削減するものである。

2017年1月1日

2017年7月31日
(7カ月)

8,947

6,263

(70%)

895

(10%)

1,789

(20%)

【参考1 二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)とは】

JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するものです。

JCMのパートナー国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピンの17カ国です。

JCMによって、毎年度の予算の範囲内で行う日本政府の事業により、2030年度までの累積で5,000万から1億t-CO2の国際的な排出削減・吸収量を見込んでいます。

※参考1、2の詳細はこちら http://mmechanisms.org/initiatives/index.html

【参考2 COP21首脳会合 安倍総理スピーチ ※抜粋 平成27年11月30日】

先進的な低炭素技術の多くは、途上国にとってなかなか投資回収を見込みにくいものです。日本は、二国間クレジット制度などを駆使することで、途上国の負担を下げながら、画期的な低炭素技術を普及させていきます。

※スピーチ全体はこちら http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1130speech.html

【参考3 モンゴル第1回目のJCMクレジット発行実績】

モンゴル(2016年9月)http://www.env.go.jp/press/102859.html

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表     03-3581-3351
直通     03-5521-8354 
室長     鮎川智一 (内線 7716)
国際企画官  小圷一久 (内線 6757)
室長補佐   吉田諭史 (内線 6728)
担当     山田将士 (内線 7736)

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