報道発表資料

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1999年08月05日

水質汚濁防止法の特定施設の追加に対する意見の募集について

 水質汚濁防止法に基づく排水規制等の項目については、公共用水域等の水質の汚濁を防止する観点から、順次、項目の追加等が行われ、近年では、平成6年2月、ジクロロメタン等13の有害物質が追加された。
  その後、これらの有害物質を排出する施設やその他水質汚濁の原因となるおそれのある施設のうち、未規制の施設について水質保全上の問題が指摘されていることなどを受け、所要の措置を講じる必要性が高まっている。

 このため、平成9年5月14日、環境庁長官より中央環境審議会(会長:近藤次郎(財)国際科学技術財団理事長)に対して「水質汚濁防止法の特定施設の追加等について」諮問が行われた。
  同諮問については、同審議会水質部会(部会長:村岡浩爾 大阪大学工学部教授)に付議され、同部会に設置された排水規制等専門委員会(委員長:松尾友矩東京大学大学院工学系研究科教授)において、専門事項の調査が行われてきた。

 今般、同専門委員会からの報告を受けて、同部会において、次の施設を水質汚濁防止法の特定施設として追加することが必要であるとの答申(案)が取りまとめられた。

ジクロロメタンによる洗浄施設
ジクロロエタンの蒸留施設

 この答申(案)については、平成11年8月6日(金)より、広く意見の募集(パブリックコメント)を行うこととしている。なお、集められた意見等については取りまとめ、同部会で御審議いただくことを予定している。 意見募集は、FAX、郵便又は電子メールによることとし、期限は次のとおりとする。
平成11年9月5日(日)(必着)

添付資料

連絡先
環境庁中央環境審議会水質部会事務局
(水質保全局水質規制課)
 課   長 :吉田 徳久(6640)
 課長補佐 :池田 鉄哉(6644)
 担   当 :宮本 健也(6644)