報道発表資料

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2008年09月12日
  • 再生循環

野球場におけるリユースカップ導入実証試験調査(その2)について(お知らせ)

環境省では、循環型社会の形成に向けた排出抑制(Reduce)や循環資源の再使用(Reuse)の取組をさらに強化するための調査として、野球場における「リユースカップの導入実証試験(その2)」を以下のとおり実施することとしましたので、お知らせいたします。

1.背景及び目的

 多くの観客が集まるスポーツ競技場やイベント会場等では、使い捨ての飲料容器が多く使用され、大量のごみの発生源となっています。
 この問題に対し、一部のサッカー場やコンサート会場等においては、紙コップなどの使い捨ての容器に代わり、再使用可能なプラスチック製容器(リユースカップ)の利用が促進され、ごみの減量と資源の有効利用が図られています。
 環境省では、野球場におけるリユースカップの導入について、使用者の受容性、運営、コスト分析、環境保全効果等について検証を行うための実証試験調査を実施することとしました。

(注)
「リユースカップ導入実証試験調査(その1)」は、平成20年7月8日から7月10日の3日間、明治神宮野球場で行われました。
 

2.実証試験調査の概要

(1)実施場所

施設名称:
福岡Yahoo! Japan ドーム
所在地:
福岡県福岡市中央区地行浜2-2-2
管理者:
福岡ソフトバンクホークスマーケティング株式会社

(2)実施期間

平成20年9月20日(土)~9月24日(木) 5試合
福岡ソフトバンクホークス 対 埼玉西武ライオンズ
(20日・21日)
福岡ソフトバンクホークス 対 北海道日本ハムファイターズ
(22日・23日)
福岡ソフトバンクホークス 対 オリックス・バファローズ
(24日)

(3)実施内容

 福岡Yahoo! Japan ドーム内に設置されている184室のスーパーボックスにおいて、ビール、ソフトドリンク等飲料の販売に際し、リユースカップ650mlを供用する。同リユースカップは、回収後に福岡県内の洗浄施設へ輸送し、衛生上、適切に洗浄・乾燥します。

3.その他

 実証試験調査について、福岡Yahoo! Japan ドームや福岡ソフトバンクホークス球団の御協力を頂き、webでの広報などにより、リユースカップの普及を促します。また、リユースカップの利用者に対して、任意のアンケート調査を実施いたします。

4.取材要領

 取材を希望される報道関係者は、9月18日(木)までに、下記までご連絡ください。事前に連絡されていない場合、取材はできませんので御注意願います。
(※福岡Yahoo!ドームに別途事前登録した場合は、環境省に登録する必要はありません。)

~連絡先~

〒100-8975
東京都千代田区霞が関1-2-2
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
企画課 循環型社会推進室
担当 岩山、上野 
電話:03-5521-8336(直通)
e-mail:JUNKAN@env.go.jp

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通:03-5521-8336
代表:03-3581-3351
室長:大森 恵子(内線 6898)
室長補佐:岩山 政史(内線 6899)
担当:上野 周子(内線 6819)