報道発表資料
1.概要
東日本大震災は、東北地方太平洋沿岸地域の自然環境に大きな影響を与え、現在もその自然環境は変化し続けています。環境省では、そのような自然環境の変化を把握するため、これまで行ってきた自然環境保全基礎調査やモニタリングサイト1000などの調査に加え、平成24年度から調査を開始しており、今年度は震災後の植生の変化状況を面的に把握する調査や、海岸域・海岸線の変化状況を把握する調査、沿岸域の藻場・アマモ場の分布調査を実施するとともに、藻場・干潟などにおける継続的な定点調査も実施しています。また、東北地方太平洋沿岸地域において行われた自然環境、生物多様性に関する調査・研究の情報を収集・整理するとともに、様々な主体が情報を共有するためのウェブサイトを公開しています。(しおかぜ自然環境ログ
http://www.shiokaze.biodic.go.jp/)
この度、今年度の調査結果の報告を行うとともに、これまでの調査結果を踏まえ①地震・津波による自然環境の全体的な変化、②重要な自然の人為による消失、③自然生態系の防災・減災効果の3点の影響評価手法について検討するため、以下のとおり検討会を公開で開催します。
2.検討会
(1)開催日時
平成27年2月26日(木)13:00~16:00
(2)開催場所
仙台市青葉区中央1-3-1 AER 21F
TKPガーデンシティ仙台 21階ホールB-2(電話022-714-8101)
(3)議題(予定)
・調査結果の報告
・これまでの調査結果を踏まえた影響評価手法の検討
- ①地震・津波による自然環境の全体的な変化
- ②重要な自然の人為による消失
- ③自然生態系の防災・減災効果
(4)検討委員
占部 城太郎 東北大学大学院生命科学研究科 教授
尾崎 清明 山階鳥類研究所 副所長
鈴木 孝男 東北大学大学院生命科学研究科 助教
田中 次郎 東京海洋大学海洋科学部 教授
仲岡 雅裕 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 教授
中静 透 東北大学大学院生命科学研究科 教授(座長)
原 慶太郎 東京情報大学総合情報学部 教授
平吹 喜彦 東北学院大学教養学部 教授
松本 秀明 東北学院大学教養学部 教授
(5)傍聴
・本検討会は公開で行います。
・本検討会への参加は事前登録が必要です(参加費無料)。
・参加を御希望される方は、以下の記載事項を明記の上、平成27年2月23日(月)17時までに E-mail又はFAXにて下記の申込先までお申し込みください。申し込みは、傍聴希望者一人につき1通とさせていただきます。
※記載事項
件名(「平成26年度東北地方太平洋沿岸地域自然環境調査検討会傍聴希望」とご記入ください。)、氏名、所属、住所、連絡先電話番号、傍聴券送付先E-mailアドレス又はFAX番号
・申込者多数の場合は抽選とさせていただきますので御了承願います。参加可能となった方には、平成27年2月24日(火)までに参加券を指定いただいた送付先に発送しますので、当日は必ず御持参ください。
・当日取材を希望される報道関係者につきましても、平成27年2月23日(月)17時までに、以下の申込先までお申込みください。また、カメラ撮りを希望される場合、その旨も併せて御登録をお願いします。(カメラ撮りは冒頭のみとさせていただきます。)
<申込先>
株式会社 エイト日本技術開発グローカルビジネス本部環境計画部
担当:
簗場 E-mail:yanaba-no@ej-hds.co.jp
中村 E-mail:nakamura-hi@ej-hds.co.jp
TEL: 03-5341-5138
FAX: 03-5385-8515
- 連絡先
- 環境省自然環境局生物多様性センター
電話 :0555-72-6033(直通)
センター長 :中山 隆治
専門調査官 :阿部 愼太郎
科長 :佐藤 直人
科長 :木村 元