報道発表資料
現在日本に生育している野生ラン305種のうち約70%の種が絶滅の危機に瀕しており、このままでは日本からほとんどの野生ランが消滅しかねない危機的な状況にあります。
このシンポジウム及び写真展では、日本に生育している野生ランを紹介するとともに、その野生ランの保護活動を実践している個人や団体の取り組みを紹介します。
1.内容
(1)シンポジウム
- 日時:
- 8月9日(土)12:45~16:00
- 会場:
- 新宿御苑インフォメーションセンター2階レクチャールーム
「だれもが参加・実践できる野生ランの保護活動の事例報告」
- 山形県におけるクマガイソウの保護活動(山形県立村山農業高校)
- 高速道路計画地のヒトツボクロの移植活動(保護活動家 遠藤篤子)
- 東京の野生ランを守ろう、だれでもできる野生ランの保護活動(写真家 中山博史)
- 意見交換会
(2)写真展
- 日時:
- 8月5日(火)~8月24日(日)
- 会場:
- 新宿御苑インフォメーションセンターアートギャラリー
- [1]8月5日(火)~8月10日(日)
- 「東京の野生ラン」
中山博史氏撮影の東京の野生ランの写真と保護活動資料を展示 - [2]8月12日(火)~8月24日(日)
- 「みんなで守ろう日本の野生ラン~絶滅に瀕した野生ランの写真と保護活動」
神園英彦氏撮影の全国各地の野生ランの写真と保護活動資料を展示
2.実施主体
- 主催:
- IUCNラン専門部会日本支部、環境省新宿御苑管理事務所
- 協力:
- 独立行政法人国立科学博物館筑波実験植物園、(財)国民公園協会新宿御苑
- 後援:
- (社)日本植物園協会、ラン関係団体情報連絡会、ラン懇話会
3.イベントに関するお問い合わせ
IUCNラン専門部会日本支部事務局 齊藤亀三
〒182-0016 東京都調布市佐須町1-25-3(斉藤倉庫内)
TEL:042-488-2100
- 連絡先
- 環境省自然環境局総務課新宿御苑管理事務所
直 通 03-3350-0151
所 長 河本 晃利
温室第一科長 飛島 雄史
担 当 長山 聡枝子