総合環境政策
林業技士(森林環境部門)養成事業(一般社団法人 日本森林技術協会)
■事業概要
事業名称 | 林業技士(森林環境部門)養成事業 |
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事業内容 | 林業技士(森林環境部門)は、森林所有者等が行う森林整備事業の実施に際し、森林環境や生物多様性の保全の観点から適切な森林の取扱がされるよう現場に於いてアドバイスを行っております。 本事業においては、林業技士(森林環境部門)の役割を果たすうえで必要な資質を有しているか否かを判定するために養成研修を実施し、この中で試験を行い合格者には「林業技士」の称号を付与し、林業技士登録者名簿に登録します。 |
分野 | 森林の保全・緑化 |
事業種別 | 認定事業 |
事業の行われる場所 | スクーリング研修会場:東京都内 |
対象者の範囲 | 林業技士(森林環境部門)養成研修修了認定者 |
料金・手数料 | 受講料等:87,500円 登録更新手数料等:3,300円 |
登録年度 | 平成18年 |
主務省 | 農林水産省、環境省 |
■事業内容
審査について |
審査方法 |
審査基準 |
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①通信研修 森林環境関係6科目の自己学習によるレポートの提出 ②スクーリング研修 通信研修合格者を対象に、4日間の集合研修と筆記試験を実施 ③審査会 第三者機関の関係者による 「森林技術者運営委員会」において、試験結果等を踏まえて、資格認定の審査を実施 |
〇通信研修、スクーリング試験においては、 ① 科目の平均が60%以上の得点を修めること ② そのうち、原則として1科目でも40点未満の科目がある場合には認定しない (林業技士実施細則で規程) 〇審査会(運営委員会)では、資格認定の審査と併せ、資格活用の推進等についても審議 |
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省令第4条第2項第二号ハ関係 |
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環境の保全に関する指導又は協働取組の促進に必要な知識又は技能の水準に関する基準 |
養成研修では、森林環境に関する技術の向上を主体に、森林環境法規、持続的な森林管理、動植物の生物多様性の保全、森林景観評価、森林に係る環境影響評価実務等についての知識の修得を図り、一定のレベルに達した者に対して修了認定を行う |
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環境の保全に関する指導の安全な実施に必要な知識又は技能の水準に関する基準 |
受講申込において、一定の森林環境に関する実務経歴を有することを要件としており、環境の保全に関する指導の安全な実施に対する知識や技術等を有することを確認 |
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省令第4条第2項第二号ニについて |
審査を受けようとする者の安全の確保を図るための措置 |
通信研修は自己学習のため自己管理となる スクーリング研修は屋内の会議室での座学であり、施設を適切に管理することを通じて審査を受けようとする者の健康及び安全を確保している |
■活動実績と活動計画
令和5年度活動実績と令和6年度活動計画 [PDF:66KB]
■認定者数実績
令和5年度 | 15名 |
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令和4年度 | 15名 |
令和3年度 | 6名 |
令和2年度 | 6名 |
令和元年度 | 16 名 |
平成30年度 | 16 名 |
平成29年度 | 21 名 |
平成28年度 | 12 名 |
認定者の総数 | 562 名 |
森林環境調査の従事者と林業現場作業従事者が主体 |
■認定者のその後の活動状況
- 林業技士の資格は、林業技士の森林環境以外の部門を含めて、国の機関及び一部の地方公共団体の森林・林業担当部署が発注する業務に係る入札の参加要件になっている。
- 認定者の多くは、森林・林業関係の調査事業で監督、指導を行う者として活動している。
■認定者へのフォローアップ状況
- 林業技士制度は登録有効期限を5年間としており、登録者は、その間に自己研鑽等に努め、更新登録時における一定の基準をクリアすることが要件となっている。
■事業に関するPR・メッセージ
- 気候変動など一般市民の環境に対する意識が高まる中で、様々な公益的機能を備え私たちの生活を支える森林を健全に維持・管理していくことが求められており、林業技士は森林・林業における活動の中核的な役割を担う者となっています。
■事業主体
事業者名 | 一般社団法人 日本森林技術協会 |
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団体概要 | 本協会は森林に関する科学技術の発展・普及並びに森林技術の面から産業の振興と文化の向上及び国際協力に寄与することを目的に、農林水産大臣の許可を受けて設立された社団法人です。 森林に関する技術に関係のある者を会員として、科学技術に立脚する森林・林業政策に関する考究及び推進、森林に関する情報収集、調査、研究、測量・設計、森林技術に関する国際協力、森林技術者の育成、資格の認定及び登録などの事業活動を行っております。 |
ホームページ | http://www.jafta.or.jp/contents/home/ |
住所 | 〒102-0085 東京都千代田区六番町7番地 |
電話 | 03-3261-6692 |
FAX | 03-3261-5393 |
jfe@jafta.or.jp | |
問合せに関する注意事項 | 一般社団法人 日本森林技術協会 林業技士事務局 電話の場合は9:30~17:30(土・日曜日及び祝日を除きます。) |