総合環境政策

インタープリター入門講座(特定非営利活動法人 国際海洋自然観察員協会)

■事業概要

事業名称 インタープリター入門講座
事業内容 イルカ・クジラとの出会いから得られる感動を一人でも多くの人に伝えたい。人と海とのより良い関係づくり、地球環境の保全をはかる活動など自然体験活動を通じて、水族館、ダイビング、ホエールウォッチング、自然学校など海洋の業界でプロとして活躍できる人材の育成を目指します。
分野 環境全般
事業種別 育成事業
事業の行われる場所 東京、大阪、福岡、名古屋、仙台
対象者の範囲 高校生以上学生・社会人
料金・手数料 受講料 学生団体:15,000円、一般:19,000円+野外実習費(約20,000円)
登録年度 平成18年
主務省 環境省、文部科学省、国土交通省

■事業内容

事業内容

講習等について

講習等の内容

時間数

講師名

「自然体験活動の意義」
PACIの理念とビジョン、
能登島オリジナル・インタープリター道とは、心・技・体を磨くこと。

 

「自然の理解」 
基礎的な海洋学について学ぶ。実技はシュノーケリングによる生物観察。

 

「対象となる参加者を知る」 自然体験活動の参加者に応じた対応のあり方を知る・参加者に配慮すべき事柄について理解する。自然体験活動を提供する指導者としての心構えを認識する。
ワークショップとは何かを学ぶ。

 

「自然と人、社会、文化のかかわり」
世界農業遺産「能登の里山里海」をフィールドにドルフィン・スイムプログラムを展開する意義、自然体験活動と地元の文化のかかわりを伝える。

 

「安全対策について」
危険な海洋生物、リスクマネージメントとファーストエイド。

 

「自然体験活動の指導法」
シュノーケリングの現場での指導について学ぶ。実技は「自然の理解」と同様

 

「自然体験活動の基礎技術」
スキューバダイビング講習・実技を通じて、安全に海を案内する指導法を身につける。
 

「プログラムの作り方」
海洋自然観察や体験活動における企画、プログラムの作り方、報告書の書き方を学ぶ。

講義1

 

 


 

講義1.5
実技2

 


講義1
実技1

 

 



講義1
実技2

 

 


講義1
実技3

 


講義1
実技3以上

 


講義1
実技2以上

 


講義1

菅原茂、

前田尚、八板将明

三屋智子ほか非常勤講師

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

省令第4条第2項第一号ロ関係

環境の保全に関する指導又は協働取組の促進に必要な知識又は技能に関する事項

「対象となる参加者を知る」 「プログラムの作り方」において、ワークショップとは何か、プログラムづくりとはについて学んでいただき、また地域の人々との交流をはかる。実施可能なプログラムを取りまとめ発表することにより、自然体験活動の参加者に応じた対応のあり方を知り、参加者に配慮すべき事柄について理解し、体験活動を提供する指導者としての心構えを認識いていただく。

環境の保全に関する指導の安全な実施に必要な知識又は技能に関する事項

「安全対策について」において、ファーストエイドの基本的方法を実習、体験することを目的に、安全対策、応急処置についての講義1時間実習3時間で事故防止や安全管理の基礎について学んでいただく。

省令第4条第2項第一号ハについて

講習等を受けようとする者の安全の確保を図るための措置

マニュアルに沿って講習を実施する。

■活動実績と活動計画

■育成者数実績

令和4年度育成者数 272名
令和3年度育成者数 276 名
令和2年度育成者数 267 名
令和元年度育成者数 282 名
育成者の総数 7,200名

当初は小笠原や西表島のプロのガイドも受講生として参加し、一般のOL、サラリーマン、大学生など1回に10数名集まり開催した。ただし、ここ数年は専門学校学生が主体となっている。

■育成者のその後の活動状況

育成者のその後の活動状況:創業から26年間の総受講者数は7,200名を超えた。そのうち約30%、2千名以上が全国の水族館へ就職。その他、ダイビング15%、約1千名、アクアショップ20%強、約1.5千名、ホエールウォッチング、ドルフィンスイム、自然学校など海洋フィールド15%、約1千名など約80%が海洋関連の業界へ就職し、活躍している。
 

■育成者へのフォローアップ状況

育成者へのフォローアップ状況:受講修了者にはメインの水族館求人情報の提供、現職の水族館スタッフ(卒業生)の経験談・講習授業などの機会提供。ダイビング、ホエールウォッチング、自然学校なども同様にそれぞれ年数回実施。また
新しい業界の開拓(東京都など、公園・指定管理者企業)の自然体験活動リーダー・インタープリターの求人情報・インターンシップ情報の入手、提供など。
 

■実施主体

事業者名 特定非営利活動法人 国際海洋自然観察員協会
団体概要 イルカ、クジラとの出合いから得られる感動を一人でも多くの人に伝えたい、野生のイルカ、クジラとのふれあいを通して、人と海とのよりよい関係づくりを目指し、地球環境の保全を図る運動を広く社会に普及したい、そんな想いが特定非営利活動法人 国際海洋自然観察員協会(NPO 法人 PACI(Professional Association of Cetacean & Ocean Life Interpreters))を設立させました。
PACI は、海洋の自然をガイドしエコツアーを行う人たちを育て、プロとして社会的に自立できるシステムを構築します。21 世紀を担う若きインタープリターに国際的なネットを提供し、国や地域を超えて活動できる環境づくりと、海洋自然の保全活動を通して地球の環境保全を目指します。
PACI の活動目的は次の3点です
1. 海洋自然のメッセージを伝えるインタープリターの育成
2. インタープリターがプロとして社会的に自立し、活躍できる基盤環境の整備
3. 世界のインタープリターのネットを構築し、海洋自然の保全活動を通して地球の環境保全に貢献する
ホームページ

https://npopaci.jimdofree.com/

住所 東京都中央区銀座5-9-13 銀座菊正ビル8F
電話 03-5537-0041
E-mail

info.paci.tokyo@gmail.com

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