2012年04月17日
その他
瀬戸内海国立公園の利用拠点である東予集団施設地区内に、この度、環境省中国四国地方環境事務所が整備した野営場のリニューアル工事が関係機関のご協力をいただき完成し、平成24年4月7日(土)より利用開始しましたのでお知らせします。
本施設はキャンプや海水浴場などの国立公園利用者を対象に整備されたものであり、より一層の利用の促進が期待されます。
平成23年度瀬戸内海国立公園 東予集団施設地区野営場整備工事
愛媛県今治市桜井字浦手甲1189番地ほか
平成23年11月〜平成24年3月
キャンプサイト整備 一式
園内通路舗装 一式
案内標識整備 一式
多目的便所 新設1棟
既設炊事棟、便所の改修 一式
東予野営場は、瀬戸内海国立公園や東予地区の利用拠点である東予集団施設地区内にあります。
当集団施設地区は、瀬戸内海の多島海景観や石鎚連峰などの展望に優れ、宿舎、野営場、園地などが整備され、毎年多くの利用者が訪れています。
その中で当野営場は、昭和41年に開設されて以降、海水浴場に隣接していることなどから、特に夏場は多数の利用者が訪れ、近年でも年間17万人の利用者により賑わいを見せています。
しかし、野営場の既存施設が老朽化してきていることから、野営場利用者のニーズの多様化や周辺利用の機能を想定し、野営場の安全や利便性に配慮した再整備を行いました。主なものとして、
オートキャンプ用テントサイト(38サイト)、多目的トイレ1棟、既存施設(炊事棟、トイレ)の改修、関連する道路及び標識を整備しました。
国立公園内であるため、風致景観に配慮したデザインを採用し、地球温暖化防止への配慮とした自然採光、太陽光発電設備等の自然エネルギーを利用しています。なお、使用木材はすべて愛媛県産材を使用しています。
4月7日(土)から利用開始
なお、日程等は都合により変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
位置図・完成写真 [PDF 442KB]