ウェブサイト作成ガイドライン | コンテンツ制作ガイドライン:2. 情報を見やすくするために
コンテンツ制作ガイドライン:2. 情報を見やすくするために
目次
- はじめに
- 情報を見やすくするために
- 情報を探しやすくするために
- ホームページ内を快適に移動できるようにするために
- 情報の内容を理解できるようにするために
- 情報を支障なく読みとれるようにするために
- 入力や操作を支障なく行えるようにするために
- 危害や苦痛を与えないために
2. 情報を見やすくするために
2.1. 文字色と背景色の組合せ、コントラストに配慮する
関連JIS項目:【7.1.4.3、7.1.4.6】
- 作成方針
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- ページ内のテキストや画像などにおいては、文字の色と背景の色の組合せやコントラスト(明暗の差)に十分配慮する。
- 文字の入った画像などを作成したり、外部業者へページ制作を依頼する際は、文字の色と背景の色の組合せやコントラスト(明暗の差)に十分配慮する。
- 色の組合せやコントラストに問題がないか、カラー・コントラスト・アナライザー(リンク:インフォアクシア)でチェックを行う。
2.2. 読みやすい文字サイズ、フォント、行間を指定する
関連JIS項目:【7.1.4.8】
- 作成方針
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- 文字サイズ、フォントを指定する場合は、読みやすさを考慮して指定する。
- 行間は、読みやすさを考慮して指定する。
2.3. スタイルシートを適切に使用する
関連JIS項目:【7.1.3.1、7.1.4.4、7.1.4.5、7.1.4.9】
- 作成方針
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- レイアウトや文字の大きさ、色などは、原則としてスタイルシートで設定する。
- スタイルシートに対応していないブラウザで表示した場合でも情報が伝わるようにする。
- テキストを画像化する場合、スタイルシートで同程度の装飾表現が実現できないか検討し、可能な場合はスタイルシートによって表現する。
2.4. 文字サイズは利用者が変更できるようにする
関連JIS項目:【7.1.4.4、7.1.4.5、7.1.4.8、7.1.4.9】
- 作成方針
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- 文字のサイズはemや%などの相対的な単位で指定する。pt(ポイント)やpx(ピクセル)などの絶対的な単位は使用しない。
- 主要なブラウザの機能で文字サイズが変更できることを確認する。
- 文字サイズを200%まで拡大できる機能を提供するとともに、文字サイズを変更した場合に、情報が読み取れないほど表示が崩れることがないように作成する。