自然環境・生物多様性
国立・国定公園総点検事業フォローアップについて
環境省では、今般、2030年までに陸域と海域の30%を保護地域等で保全することを目指す国際目標の達成に向けて、令和4年4月に策定・公表された「30by30ロードマップ」等を踏まえ、最新の自然環境データ等に基づき、平成22年に実施した「国立・国定公園総点検事業」のフォローアップを行いました。
その結果、全国で18カ所、国立・国定公園の新規指定・大規模拡張候補地としての資質を有する地域を選定しました。
■ 国立・国定公園の新規指定・大規模拡張候補地の選定結果
(1) 国立・国定公園の新規指定候補地
国立・国定公園の新規指定候補地として、前回総点検事業からの継続を含めた4地域(日高山脈(国立公園の新規 指定)、野付半島・風蓮湖・根室半島(国定公園の新規指定)、御嶽山(国定公園の新規指定)及び宮古島沿岸海域(国定公園の新規指定))を選定しました。
(2) 国立・国定公園の大規模拡張候補地
また、国立・国定公園の大規模拡張候補地として、新たに4地域(八幡平周辺(森吉山・真昼山地・田沢湖等)、奥只見・奥利根、能登半島、阿蘇周辺の草原)を選定しました。
さらに、前回総点検事業で選定された国立・国定公園の大規模拡張候補地のうち、未了の6地域は継続することとしました。
■添付資料
別添1 国立・国定公園総点検事業フォローアップ結果について(報告)
別添2 国立・国定公園総点検事業フォローアップ結果(概要)~国立・国定公園の新規指定・大幅拡張候補地の選定結果~(説明資料)
別添3 国立・国定公園新規指定・大規模拡張候補地の選定方法(詳細資料)
■報道発表資料
令和4年6月14日 報道発表資料
■参考
「30by30ロードマップ」(令和4年4月)