自然環境・生物多様性

ヤンバルテナガコガネ

1.概要

(1)分類
  • コウチュウ 目コガネムシ科
  • ヤンバルテナガコガネ
  • 学名  Cheirotonus jambar
  • 絶滅危惧ⅠB類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 沖縄島北部のやんばる地域にのみ分布
  • 樹洞のあるスダジイやオキナワウラジロガシの大径木が生育する自然林に生息
  • 個体数は不明

写真:ヤンバルテナガコガネ

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 昭和58年に新種として発見
  • 体長は50~60mm程度で、日本最大の甲虫
  • 沖縄島の固有種

3.生息を脅かす要因

  • 生息環境である自然林(特に樹洞をもつ大径木)の減少
  • 違法採集
  • 販売

4.保護増殖事業の概要及びその効果

  • 平成8年国内希少野生動植物種に指定、平成9年保護増殖事業計画(文部科学省、農林水産省、環境省)を策定し、保護増殖事業を実施。
  • 生息状況調査として、幼虫が生息する樹洞のある大径木把握調査
  • 密猟防止対策の一環として、関係機関と共同でパトロールを実施。生息木における密猟状況の把握

5.他法令等による保護の状況

  • 文化財保護法:国の天然記念物に指定(昭和60年)、生息地の一部を与那覇岳天然保護区域に指定
  • 外来生物法により、本種の生息に影響を及ぼすことが懸念される本種以外のテナガコガネ属、ヒメテナガコガネ属、クモテナガコガネ属が特定外来生物に指定

6.参考

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