自然環境・生物多様性

ウチダシクロキ

1.概要

(1)分類
  • 被子植物、双子葉類、合弁花類、ハイノキ科
  • ウチダシクロキ
  • 学名  Symplocos kawakamii
  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 小笠原諸島の父島の山稜上の低木林にのみに生育している。

写真:ウチダシクロキ

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 父島の3か所で、17個体(H24.3)が確認されている。

3.生息を脅かす要因

  • 生育地の乾燥化が最大の圧迫要因となっているほか、持ち込まれて野生化したヤギによる食害も本種の減少に直接の影響を与えている。
  • 1980年代の大干ばつにより、乾性低木林の多くの種が枯死し、本種も多くの個体が枯死した。

4.保護増殖事業の取組状況及びその効果

  • 平成20年国内希少野生動植物種に指定、平成21年保護増殖事業計画(農林水産省、国土交通省、環境省)策定
  • 東京大学附属植物園において増殖技術の開発、野生株由来の系統保存を実施。また自生地でのノヤギ、ネズミの食害防止柵の設置等を実施(環境省事業)。

5.他法令等による保護の状況

  • 自然公園法に基づき、小笠原国立公園の指定植物に指定されている。

6.参考

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