自然環境・生物多様性

ハナシノブ

1.概要

(1)分類
  • ハナシノブ科
  • ハナシノブ
  • 学名  Polemonium kiushianum 
  • 絶滅危惧ⅠA類(環境省第4次レッドリスト)
(2)分布及び個体数
  • 九州(熊本県、宮崎県等)に分布。
  • 生息個体数は2000個体程度と考えられる。(自生個体)

写真:ハナシノブ

2.形態的特徴及び生物学的特性

  • 山地草原に生える多年草。茎は高さ70-100cm。 
  • 葉は下部のものは葉柄があり、羽状に全裂し、裂片は5-11対あり、柄はなく長さ1.5-4cm。上部の葉は次第に小さくなり葉柄はなく、羽片の数も小さくなる。
  • 花は6-8月、茎の上部に円錐状につき、花冠は美しい青紫色で、長さ11-15mm、5裂。
  • 日本固有種

3.生息を脅かす要因

  • 生息地である草原での営農形態の変化に伴う維持管理の放棄が減少要因として挙げられる。また、園芸価値の高さによる盗掘も見られる。

4.保護増殖事業の概要及びその効果

  •  平成7年国内希少野生動植物種に指定、平成8年保護増殖事業計画(環境省)策定
  •  平成8年山迫(やまさこ)及び北伯母様(きたおばさま)を生育地保護区に指定
  •  維持管理業務(草刈り、花期の巡視)を実施
  •  平成19年北伯母様生育地保護区内の枝打ちを実施
  •  山迫生育地保護区では個体数が安定

5.参考

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